広島市中区上八丁堀、合同庁舎の東側に「やまふじ」という讃岐うどん専門店があります。

場所柄、お昼時になると近隣のビジネスパーソンでごった返す、いわば大手町の「たかもり」に似た風情を楽しむことができます。

讃岐うどん専門店でありながら、しかし広島の人にとっても親しみやすいうどんを提供されるこちらを今回はご紹介しましょう。

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やまふじ 〜 讃岐うどん専門店のかしわ天は、セットで食べて大満足(広島市中区)

お店の前ののれんをくぐると、ドアを開ける前にこちらのメニュー表が登場します。

メインのうどんのみならず、サイドメニューが豊富なのもこのお店の特徴ですね。そして、午前10時から営業されているという点は、朝ごはんとしても利用できます。

店内には券売機があります。たくさんの種類があるので、あらかじめ店頭で決めておくのがいいでしょうね。

券売機の上には、基本のうどんの説明がこのようにあります。おすすめトッピングとあわせると、選ぶのもなかなか迷ってしまうものです。

今回オーダーしたのは「かけうどん&かしわ天(4個)」セット。うどんはひやひや(冷たい麺を冷たいだしでいただく)にしました。「やまふじ」のかしわ天は、テイクアウトのニーズも高いといわれる鶏天です。

食券をスタッフの方に渡して、うどんはひやひやでと伝えてから到着するのを待ちます。

待ち時間の間は、テーブル周りのメニューなどをチェックです。かけうどんのオーダーの仕方には、今回の「ひやひや」以外にも「あつひや」とか「あつあつ」なんて呼び方をするわけですが、最初の「ひや」は麺なのかだしなのか、じゃああとの「ひや」はどっちなの?と混乱しがち。

通称としては、先に麺の温度状態、そしてあとにだしの温度状態を指しています。個人的には「ひやあつ」で食べるかけうどんが大好きです。

そして、券売機の上にあったメニューを詳細にしてあるのがこちら。

裏面にはサイドメニューがぎっしり。

さて、そうこうしているうちにうどんとかしわ天がやってきました。

やまふじ「かけうどん&かしわ天(4個)」

こちらです。このシンプルさこそが、うどんを楽しむ第一歩です。

きゅっと冷えただしを口に運ぶと、やわらかく広がるいりこの風味が食欲をそそるんです。

麺もごわごわの硬さではなく、やわもち麺よりも少しコシのある食感で、しっかりと麺の存在を知ることができますよ。

お店の真ん中には、セルフサービスでの薬味コーナーがあります。

丼を持って、お好きな薬味をわしわしと入れてください。

そしてこのかしわ天。

揚げたてサクサクの衣と、下味のおいしさで冷たい麺とのコントラストを楽しむことができます。きっと冷めてもおいしいかしわ天なんだろうなあと思わせてくれる、そんな一品です。コストパフォーマンスも良好ですよ。

さいごに:揚げたてうどんと天ぷらのよさを楽しんでください

「やまふじ」のおすすめポイントは、薬味以外はフルサービスで、しかも価格帯も良心的だというところです。それに揚げたてうどんと天ぷらのおいしさが掛け合わされると、通いたくなるお店になりますよね。

お昼時のみの営業ですが、ぜひ時間をあわせて食べてみてくださいね。

ごちそうさまでした!

店舗情報