東京駅の地下にある「東京ラーメンストリート」をはじめとして、いつも行列のできるお店として知られる、つけめんの『六厘舎(ろくりんしゃ)』さん。
この系列店として、同じくつけめんを展開されている『舎鈴(しゃりん)』さんがあるのですが、こちらが近ごろネット上で話題をさらっていくアプローチをされました。
はじめてそれを知ったとき「えっ!?」と思ったものです。
だって・・・。
つけめん 舎鈴(しゃりん) 〜 麺を変更して肉で食べる「つけ肉」という新発想!人気と話題沸騰の食べ方がこれだ!
つけめんの「麺」を「肉」に変更して提供します、というんですから。
「え?!」って思いますよね。
タンパク質を摂取して、糖質カット
糖質制限をしていても、つけめんを食べる感覚を味わいたい!という方には待ってました!というアプローチでしょうか。
私もたまたま通りがかったタイミングと、お店の開店直後で並ばずして食べることができそうだったので、行ってきました。
店頭のサンプルケースはこちら。
こうやってメニューを立ててみせるのも格好いいですね。
つけめんはこの3種類があります。
メニューの奥に隠れている「麺」が「肉」に変わる・・・。
期待に胸を膨らませながら、店内に入って券売機で食券を買います。
最初の画面では、肉への変更は選べません。
食べたいメニューを選んで、麺の量をタッチします。
すると、次の画面で『麺を肉に変更』するかどうかを選ぶ画面になります。
ここで注意するのは、肉の価格と量は「290円/200g」で固定されていること。
スペイン産豚ロースと銘打たれている肉は、麺の量を選んだ最初の画面との差分として、次の画面で請求されます。
つまり、最初の画面で「並麺」を注文してから「肉変更」を選ぶと290円を、「大盛」を注文してから「肉変更」を選ぶと90円を差額として支払うことになります。
午前11時の開店から程なくして満席となり、その寸前で滑り込んだ私は待ち時間なく着席。
店頭には続々とお客様が来店され、2階の席へと通されていきます。
さあ、「つけ麺」ならぬ「つけ肉」とはいったいどんなものなのでしょうか。
「つけ肉」は冷しゃぶをイメージするとわかりやすい?でも「つけ麺」のニュアンスはばっちり再現!
肉をボイルして水で締めるのは、つけ麺のような太麺をゆでるよりも短時間で提供できるから、つけ麺よりも回転よく営業できるのかな・・・などと考えながらメニューを待ちます。
そもそもつけ麺がおいしいからなせる技ですよね、つけ肉って。
などと、妄想とビジネスモデルを組み合わせながら考えていると、やってきました!
こちらが「得製つけめん」ならぬ「得製つけ肉」がこちら。
つけだれに麺の代わりとなるスペイン産豚ロース肉と、もやしなどのゆで野菜が添えられています。
これだけみると、ひとり暮らしのオトコメシみたいなルックスです。
別皿には味玉、豚ほぐし。
これらをつけだれでいただきます。
いままでの写真の中でもっともオーソドックス、でも一番の個性の持ち主です。
スープの中には、ちゃんとチャーシューもあります。
「つけ肉」の印象は、「豚しゃぶ」です。
ひとことでいえばそれです。
でも、つけだれの印象があるから成立する、つけ麺屋が提供する「つけ肉」という食べ方は浸透してもいいかもしれません。
価格設定と肉の付加価値を考えると、需給バランスの置きどころに迷いそうな気もします。
でも、個人的にはこのスタイルを今いちばん話題となっている店で食べることができた、そのことで満足です!
だって、「舎鈴」さんのサイトにはいつもこんなお詫び分が載っているんですから。
(現在は表示されていません)
勉強になりました。
ごちそうさまでした!!
住所:東京都中央区八重洲1-6-4 イコービル
営業時間:
平日:11時~翌3時(LO 翌2時30分)
土日祝:11時〜22時30分(LO 22時)