この夏の広島かき氷巡りも、そろそろ終盤でしょうか。
とはいえお盆を超えても暑い日が続くきょうこのごろ、おいしくいただけるかき氷にはまだまだお世話になりそうです。
きょうご紹介するかき氷、こちらも行列必至のお店です。
写真をご覧になって、ぜひ足を運ばれることを願っています。
茶房つるや 〜 いちごを浮かべた水を凍らせて削った雪いちご、美しさとおいしさの
きょうご紹介するのは、広島市中区袋町の「茶房つるや」さん。
このブログでもご紹介している「こがね食堂」からすぐそば、2016年4月末に店構えをリニューアルされてからは茶房としても広くしられるようになりました。
甘味処としてのイメージではありますが、うどんなどのめん類も取り扱いがあります。
昔からある甘味処をほうふつとさせてくれます。
店頭のショーケースには、甘味の食品サンプルが並びます。
いつも気になっていて、夏には多くの方がオーダーされるという「雪いちご」、これが今回の大本命です。
かき氷にスライスしたいちごがふんだんに絡みあうルックス。
いったいどのような製法なのかと気になっていたところですが、それも無事に解決しました。
さて、お店を訪問したのは開店まもない午前11時過ぎ。
平日ということもあり、この時間だと並びもなくてすぐに案内して頂けました。
おしゃれな店内で温かいお茶を用意していただき、「氷いちご」をオーダー。
私以外にも数名の先客がありましたが、かき氷を食べている方もあれば、わらび餅をいただくかたもあり、さまざまな涼の取り方をされていました。
そうしているうちに、ほぼ待ち時間もなくて私の手元に運ばれた「雪いちご」。
「茶房つるや」さんのかき氷「雪いちご」
こちらが「雪いちご」です。
いちごを浮かべた水を凍らせてつくった氷を削って、シロップと練乳がかけられています。
冷たさの中にいちごの素材としての甘さと酸っぱさがきっちり主張しています。
練乳もストレートに口の中に広がってくるので、食べ口の印象はさながら「いちごミルク」でしょうか。
子どもの頃、いちごをつぶしたところにたっぷりの練乳をかけたものを食べさせてもらっていた記憶がすっと蘇りました。
いちごの甘酸っぱさとともに、幼少の記憶もつれてきてくれた「雪いちご」。
素材の味がどれも素直でおいしくいただける一品でした。
ごちそうさまでした!!