世の中に、特に広島の人にもっと知ってもらいたい食べ物があるとすれば、その筆頭に「武蔵野うどん」があります。
極太に切り出されていて、全粒粉を使っているために麺の色は茶色で、それをざるうどんにしてつけ汁でいただくというスタイル。
この武蔵野うどんの専門店が安佐南区八木にあって、誰かに伝えたくては気がすまないレベルなんですよ。
今回はこちらをご紹介です。
武蔵野うどん 武久 〜 太く茶色い全粒粉の麺は、いつまでも食べていたくなる味わいのうどん。つけ汁もインパクトあり!(広島市安佐南区)
飲食店やスーパーの立ち並ぶ八木エリア、「ばくだん屋」の隣にひっそりとあるのがこの「武久」です。
営業時間は、日・月を除くお昼営業のみ。
営業カレンダーは変則的になっています。ホームページで確認してから出かけてくださいね。
メニューは、この看板に掲げられているものになります。
木の雰囲気がやさしい内装の店内です。
あらためてメニューを見ましょう。
今回、私はインスタグラムでプッシュされていた方を参考に、新メニューの「ごま辛汁うどん(大)」をオーダー。
そして、つけ汁と一緒に食べるための麦ごはんもお願いをしました。
ゆで時間に10分以上かかることの了承をして、読書家らしく本を読んで過ごすことにします。
そしてちょうど10分後、いよいよ到着しました。
武蔵野うどん 武久「ごま辛汁うどん」
こちらです。
ていねいなおぼんごはんの形で、このルックスですよね。これだけでも食欲がぐんぐんかきたてられます。
そしてこれがうどん。
つやつやの全粒粉うどんは、最初のひとくちはぜひつけ汁につけることなくそのまま召し上がってください。
口の中でぐっとかんだ瞬間に広がる小麦の風味は、ふつうのうどんの比ではないほどに香り高いのです。これが今回の記事タイトルにもある「いつまでも食べていたくなる味」なのですよ。
とは言いながらも、このつけ汁とも一緒に召し上がってくださいね。
豚肉、長ねぎ、あぶらあげがぎっしりと入って、昆布や削り節からていねいに取られただしにごまの風味が見事に合わさったあたたかいつけ汁に仕立てられています。
つけ汁なのでもちろん濃いめの味なのですが、テーブルにある割出汁をいれることで食後には汁ものとしても立派なひと品に変身します。
そして麦入りごはん。
こちらはうどんを食べ終わった後、つけ汁をごはんにかけて召し上がってくださいね。
メニューの裏面には、武蔵野うどんのなんたるかが説明されています。
ていねいに選ばれた食材と、それをもとにつくられたていねいな麺とつけ汁は、お店の雰囲気もあわさって最高のお昼ごはんに変身します。
昼営業のみではありますが、ぜひ八木エリアに足を運ばれた際には立ち寄っていただきたいお店のひとつですね。
極太うどんと極められたつけ汁の味わいを堪能してください。
ごちそうさまでした!