飲んだ後の締めで、ラーメンやお好み焼きという選択は定番といえば定番なのでしょう。しかし、胃のもたれや翌朝の体調を考えると、もうすこしやわらかいものを欲するようにもなってきます。

以前からうどんやそばも紹介してきましたが、さらにおすすめしたい食があります。

それは「おかゆ」。

そのおかゆのお店で、どうしてもお伝えしたいところがありまして、今回はそちらのご案内です。

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おかゆやさん 〜 飲んだ〆にはやさしいおかみさんのお粥とおかずを!締めのメニューにあたらしい発見を!(広島市中区)

飲んだ締めの後に食べたいものランキングで、「お茶漬け」や「ぞうすい」というメニューが上位ランクインをするのもうなづけます。そこでこその「おかゆ」です。

私がいつも行くお店は、広島市中区堀川町にある「おかゆやさん」というお店。

ビルの1階にあるお店ですが、知らなければ素通りしてしまうような場所にあります。事実、私もこのお店を知ったのは、取引先の社長にお連れいただいたのがきっかけでした。「スギさんも、飲んだ後にラーメンばかり食べるよりも、こういう食事も覚えておかないとね!」というね。仰せのとおりで。

ビルの1階を進むと、正面に見えるのが「おかゆやさん」。

紹介していただけなければなかなか気づかないお店です。

 

店内に入るとカウンター席が広がり、パッと見は飲み屋さんです。実際に飲むこともできますが、ここでは締めのおかゆという方が多いですね。そして、お仕事帰りのママが、お店のおかみさんと談笑をしているというのも心地良いものです。

実際にこの日は深夜2時すぎの訪問でしたが、私以外のお客様は飲み屋を閉店した帰りの方たちで賑わっていました。

さて、店内に入ってカウンターに着くと、目の前にはこんな光景が広がります。

焼きさば、サラダ、煮物・・・そう、おかみさんによるおかずです。このお店は、おかゆを頼むと同時にこのおかずから一品を選んでいただくことができます。

そして、おかゆのお品書きがこちら。私はいつも「カレー粥」をいただいています。これも最初に紹介してくださった社長のオススメが由来です。

他のお客様とのお話をたのしみながら、手際よく私のおかゆを段取りしてくださるおかみさんの仕事ぶりを眺めながら、おかゆを待ちます。

おかゆのまえに、おかずとしてサラダをいただきます。

大きく撮影はしていないですが、少しずつ映り込むお店の雰囲気から、やわらかくて和みあるイメージが伝わるでしょうか。飲み屋街の喧騒からちょっと距離を置いたような静かな雰囲気で、その日を締めくくるのにこのお店はいつもやさしく迎え入れてくれるんです。

そうしているうちに、おかゆが届きました。

おかゆやさん「カレー粥」

こちらです。

おかゆにカレールーを載せて、そのうえに生卵が落としてあるというシンプルなルックスと味わいは、見た目にたがわない一品です。

おかゆとカレーを混ぜながらいただいて、そしてときどき生卵を割って混ぜながらいただいて、ゆっくりと時間が流れる空間で、その日の疲れをおかみさんのやさしい語り口調とおいしいおかゆとで納めていきます。

飲み屋街にぞうすいやおかゆのお店があることは当たり前の風景のように感じていたものの、実際に飲んだ締めとして自らが伺うというのはあまり考えてはいなかったことでした。しかしこうしてお店を知ると、単なるひとつの食としてのそれではなく、シチュエーションやライフスタイルを多くとらえてから行ってみたいと考えるお店はまだまだあるもんだなあ、と感じるのでした。

今後はほかのおかゆもいただいてみよう。一緒に飲みに出る機会があれば、ご案内しますよ。

ごちそうさまでした!

スギのひとことポイント

スギ
飲んだ締めのおかゆ、あなどれませんぞ!

店舗情報