スギ スギ(@sugitabe)です。です。
2017年8月末にオープンした「本格豚骨ラーメン 恵壱」に、新しい味として辛味のある「赤とん」もまたおいしいと聞いて行ってきました。
恵壱 〜 新味「赤とん」辛みとうまみのバランスが整った広島最高峰のとんこつラーメン(広島市安佐南区)
「恵壱」のラーメンは、2017年に広島で食べたラーメンの中でも5本の指に入ると私は評価していて、ていねいなとんこつスープとコツコツした麺の相性はなかなか同じものを簡単には見つけ出せないくらいのオリジナリティがあります。
オープン当初は「白とん」「黒とん」の2種類だったラーメンに加え、店主オリジナルの辛み油を活かした「赤とん」が2017年11月から販売開始し、多くのリピーターもあると聞きました。
私の周囲のラーメン好きからも「赤とん」の評価を高く聞いていたので、今回はもちろん「赤とん」を。店主にお伺いして、「辛いのが好きな方は1辛でも十分。スープの味がわかるレベルの辛さの限界が2辛」と教えていただいたので、2辛をオーダーしました。
サービスの高菜もいつものとおり用意されています。おや、その横は・・・?
ランチタイム限定でサービス品が用意されていました。この日は「唐揚げ」でしたね。
店主と奥様の心地いい掛け合いを見ながら、ラーメンが届くのを待ちます。
本格豚骨ラーメン 恵壱「赤とん(2辛)」
こちらです。
どんぶりの色からして辛さを引き出してくるそのルックスと、立ち上ってくる辛み油のスパイシーさに食欲がかきたてられます。
盛り付けも美しいですし、糸唐辛子が相まってどんぶり全体のデザインが決まっていますよね。
スープは16時間の炊き出しをしているという、コクと甘味が引き出された味わいに、辛み油のパンチがあわさってきます。最初は辛みがガツンと感じられ、その後に甘みがやさしく広がっていくという印象です。
チャーシューも適度な脂の量で、ラーメン全体のバランスを壊すことのない存在になっていますね。
おっと、麺のことを伝え忘れていました。
最初は「カタメン」でいただき、替玉は「バリカタ」で。低加水麺のコツコツして小麦の味がストレートに伝わる麺は、広島のとんこつラーメン店でもなかなかお目にかかることがありません。
替玉用にたれもいただき、最後までうまみと辛みの一杯を楽しむことができました。
さいごに:相変わらず広島で食べるとんこつラーメンの最高峰
手間と時間をかければおいしいものができるわけではない。おいしいものというのはお客様が評価をして、繰り返して足を運んでくださり、あたらしく広めてくださること、というのは私が食に携わる中で強く感じていることです。
たまたまスープの炊き出しにかかる時間を伺ったからとはいえ、それを差し引いてもきちんとおいしくて、ぜひ足を運んでほしいと思う店というのは、こうやってブログで紹介する以外にもあちらこちらで話しているものなんですよね。
なによりこのお店をオススメしたいのは、清潔なところ。個人のお店でこれほどまでに清掃の行き届いているところは、なかなかお目にかかることはありません。
おいしい食事をいただけることは当然として、それをほんの少しでも上回る空間体験ができるお店こそがいいお店なんだろうなあと感じています。それを含めて、広島で食べることのできるとんこつラーメンの最高峰がこちらと自信を持っていえますね。
ごちそうさまでした!
赤とん@恵壱(安佐南区安東)
2辛のパンチある辛さでも、豚骨スープの甘さとコクが印象に残ります。コツコツした麺も好き!#広島グルメ #広島ラーメン pic.twitter.com/k6OJy0Xtx6— 広島グルメ紹介(スギ) (@sugitabe_hrsm) February 22, 2018