今回はいきなり写真からです。
うどん・そば「もみぢ」というこちらのお店、なぜかたまに行きたくなるんですよね。
ちょうちんには「立喰い」とはあるけれども、店内にはきちんと席もある。
この価格に、
これだけのメニュー数。
いつも決まって380円ラインのうどん、それもだいたい肉うどんと、1皿2個入りのいなり寿司をオーダーして500円支払うのが私の流儀。
そんなお店、知ってます?
もみぢ 〜 昭和の郷愁を感じさせるめん類と丼のお店。もしかしたら広島駅グルメのひとつ?(広島市南区)
広島駅から南に歩き、京橋町から稲荷町に差し掛かったところにこのお店はあります。
年に1回程度しか来ないんだけれども、たまに「行きたいな」と思うのはそのお店の佇まいにあることはいうまでもないでしょう。
こういう言い方をすると身もふたもないかもしれないけれど、ずば抜けて味がいいというものでもないんです。
うちでつくって食べるものと遜色ないといえばそうかもしれない。
でも、この雰囲気で食べるそのシチュエーションにしびれて憧れるんです。
私が富士電機の自動販売機が好きだというのも、そういうところから来ているのかもしれない。
そんな「もみぢ」さんで、私がいつもオーダーするのがこちら。
ちょっと甘辛く炊かれた牛肉の載った肉うどんと、広島の地方としては珍しく甘さ控えめで酸味の強いお酢が印象のいなり寿司。
これで500円。
夜7時過ぎ、お店には店主と私。
テレビでは日本シリーズが放映されていて、店主と私とで野球談義をするようなアットホームな感じ。
お店の佇まいと、店主とのやり取りから、昭和の郷愁ということば以外にふさわしい表現が見つからない気がする。
良くも悪くも、味で評価するのならばそこはみなさんのお気持ちで。
私はおなかも心も満たされるために、ここに通っています。