2016年11月末、広島市西区庚午にオープンした「元祖 広島牛骨ラーメン 大嵐」は、和牛焼肉専門「白李」がプロデュースするラーメンとして話題になりました。
なかなか訪問する機会がないなあと思っていたところ、2017年8月末に広島駅近くに2店舗目がオープンしたということで、さっそく行ってきました。
なんでもっと早くいかなかったんだ!!
元祖広島牛骨ラーメン 大嵐 広島駅前店 〜 和牛焼肉店がプロデュースする広島の新定番ラーメン!甘みと旨みにあふれたスープがクセになります(広島市南区)
お店は広島駅南側、パチンコ「ナショナル会館」のあるビルの1階です。猿猴橋電停を下りると、猿猴橋川に見ることができます。
お店の前にはメニューの案内があります。
ラーメンは5種類、そしてサイドメニューにはローストビーフ丼や限定の黒毛和牛ステーキ丼といった、焼肉店の系列らしさがあふれるアプローチです。
このメニューを見ているだけで、ちょっとした多幸感に包まれます。
入店するとすぐに券売機があるので、ここで食券を購入します。この券売機、はじめて見かけましたが多機能のようで気になる存在ですね。
カウンター11席からなる客席の背面には、お店のウリが書かれています。
完全に牛骨からだけ取り出したスープをアピールされています。牛骨だけのWスープとは、それだけで期待が高まります。
ちなみに今回注文したのは、黒マー油入り「牛骨醤油ラーメン 黒」と、セットメニューの「ローストビーフ丼(小)」です。
元祖広島牛骨ラーメン 大嵐「牛骨醤油ラーメン 黒、ローストビーフ丼(小)」
先にラーメンが届きました。
こちらです。
盛り付けられた素材のひとつひとつが美しい一杯です。見た目からしておいしさが伝わってきます。
食べごたえのある牛チャーシューは、焼肉店プロデュースだけある渾身の一品と言える味わいです。こりゃぜいたくだ。
やはり特筆すべきはこのスープですよ。
牛骨ラーメンはこれまでにもいろいろ食べましたが、すっきりした味わいなのに旨みと甘み、そして香りがギュッと詰まっているスープはなかなかお目にかかれないです。
広島ラーメンではおなじみと言ってもいい、原田製麺のストレート麺がそんなスープとの相性バツグンなんです。すっきりしたスープだからこそ、この麺との絡みが心地よく口の中に運ばれていくんです。
さらにこちらも忘れずに。「ローストビーフ丼(小)」です。
ラーメンとのセットメニューとなる小サイズとは言いながらも、ごはんの量はお茶碗に軽く1杯分で仕上げてあるので、満足の食べごたえです。
卵黄の横に添えられているクリームチーズが、あたらしい味わいを提案してくれています。
ローストビーフ丼は大・中、そしてラーメンとセットでオーダーできる小の3サイズがあります。ローストビーフ丼だけでも食べる価値はありますよ!
さいごに:牛肉の奥深さをしっかりと教えてくれます!
運営会社のウェブサイトを見ると、「牛骨醤油ラーメン」を商標登録出願されているようですね。
ラーメンの見た目から、広島の豚骨醤油ラーメンに対してあたらしいアプローチとしての存在をアピールしているところもあって、広島発の新ラーメンとなりそうな予感がします。それだけにおいしい一杯でした。
これはまた通ってしまいそうですよ。
だから冒頭に書いたんです、「なんでもっと早くいかなかったんだ!!」って。
ごちそうさまでした!