すっかりノーマークでした。
実はこの夏、広島でインパクトのあるかき氷を提供しているお店に足を運ぶ、というテーマでお店をめぐっています。
つい先日、「オリエンタルホテル広島の22階にある日本料理店がかき氷を出しているよ」と耳にして。
うわ、そこは知らなかった!
ホテルの22階、しかも日本料理店とあれば付加価値がそれだけでもビンビンだと感じて、さっそく行ってきました。
日本料理みつき 〜 ふわふわかき氷は豆乳と練乳でつくったオリジナル、ホテル22階からの眺めとともに(広島市中区)
オリエンタルホテル広島。
広島市中区の流川通りと薬研堀通りを南に抜けていると、その独特の建物が目に飛び込んできます。
ホテルの入口は、平和大通り側でもひとつ北の裏口からでもどちらからでも入ることができ、フロントの前にはパネルとともにメニューが出されています。
そのまま隣接するエレベーターに乗って、22階へと向かいます。
ちなみに、エレベーターは22階まで運行するものとそうでないものとがありますので、乗る前には要チェック。
22階のフロアに降り立つと、左手にお店があります。
和服姿のスタッフに「甘味ですか?」と尋ねられ、そうですと答えると窓際の席に案内されました。
窓の外には比治山、黄金山、そして金輪島を望む景色がぱっと広がります。
この景色を楽しみながらいただくかき氷、なんとぜいたくなひとときでしょう。
今回オーダーしたのは宇治金時。
そして、オプションであたたかいお抹茶もお願いしました。
待ち時間の間、ゆっくりと本を読んで過ごす昼下がり。
屋外は35度を超える炎天下、それを避けるようにホテルの高層階でのんびりとした時間を過ごすのはちょっとしたデトックスでもあるようです。
「宇治金時」
練乳と豆乳でつくられているというオリジナルの氷をふわふわに削り、別添の抹茶シロップをかけながらいただくスタイル。
氷そのものももちろんミルクの風味でおいしくいただくことができ、そこに加わる抹茶の風味がより全体を引き立てます。
そして、ちょっと甘めの氷に添えられた金時小豆の絶妙な甘味加減もまた食欲をそそります。
白玉団子、抹茶アイスとともに、好きな食べ方を楽しむことができる遊び心あるかき氷です。
お盆に添えられた桜の花びらを背負ったおりづるに、至福のひとときをさらに増幅させてくれる演出も感じられますよね。
食後にはしっかりと渋さの際立った濃いお抹茶で締めくくり、約30分の滞在ではありましたが本当にぜいたくで心地よい昼下がりを体験できました。
期間限定営業なので要チェック!
「日本料理みつき」さんの甘味処、7月1日から8月31日までの平日限定で営業されています。
そして、オーダーできる時間帯も14時から16時ラストオーダーなので、足を運ばれる際にはお間違えのないようにしてくださいね。
またひとつ、楽しみのあるかき氷スポットを見つけて満足です。
ごちそうさまでした!!
住所:広島市中区田中町6-10 オリエンタルホテル広島22階
営業時間(甘味処):14時〜17時(ラストオーダーは16時)、平日限定