「本来は食堂だから」
「こがね食堂のかき氷は、この夏で食べ納めになるかも」
これについてお店の方に尋ねたところ、びっくりされたように「え?どこで聞いちゃったん?」という返答。
ただ、事実は事実なのですが、補足が必要なのでお伺いしたことをまとめておきますね。
「こがね食堂」さんは、食堂です。
あくまでもお食事をしていただくところがメインであって、「かき氷」は本来の食堂の主旨とはちょっと違う。
そこで、食事とかき氷を2本立てでやっていると、それを両立させるのはとても困難だということ。
そのためにお客様からクレームを受けることもあるそうで、たしかにそうなるとあり方から見なおさざるを得なくなるのはよくわかります。
しかも、かき氷をつくる方は専任の方ですしね。
かき氷を食べることのできる時間は限定されている(14時30分〜18時)けれども、それでもこの悩みが尽きないということは、裏を返せばそれだけ思いのこもっている商品ということです。
今後の展開については思案中
でもやはり、多くの方に食べていただきたいという思いはおありでした。
いつか再開するときには、たとえば大きさを均一にするなどの効率化を考えてから再開したいともおっしゃっていました。
先述した通り、メニューのパターンは84ありますからね。
これはなかなか大変なことです。
この課題が解決して、「こがね食堂」のかき氷をまた食べることができる夏がくることを願ってやみません。
近くに有名店ができたけれども
「こがね食堂」から北に歩いて5分足らずのところに、この夏「コオリヤユキボウシ」というかき氷専門店がオープンしています。
こちらも連日の盛況で、まだお伺いはできていないお店ですが、温故知新といいますか、どちらも知りつつかき氷の奥深さを知りたいと思うところです。
訪問してきましたので、記事にしました。
https://sugi.pallat.jp/3698
「こがね食堂」に話を戻すと、私の後にオーダーしていた部活帰りの女子高生が、こがね盛のシロップ2色がけをキャーキャーいいながら写真に収めていたのが印象的だったなあ。
お店の方に「写真を撮ったら早く食べんと溶けるよ〜」って話しかけられていたのも含めて、ああ、これが日本の夏なのかな、って。
ごちそうさまでした。
この夏、必ずまた行きます!!