ここ最近、広島市内でも尾道ラーメンを食べることのできるお店が増えてきました。
その中で、広島市西区横川にある「味億」さんといえば知る人ぞ知る老舗。
かつては横川エリアに住まいを持っていた私も、よく通っていたものでした。
久しぶりに訪問したので、お知らせしますね。
味億 〜 広島市で安定の尾道ラーメンをいただける老舗の一杯(広島市西区)
横川駅から歩いて8分。
横川本通り商店街を抜けて、横川橋北詰にあるオレンジのテントが目印のお店はよく目立ちます。
私が15年くらい前にこのあたりに住んでいたころから、このファサードはほぼそのまま。
しいて言えば、のれんが新しくなっていることでしょうか。
近くを通ることがあっても、なかなか立ち寄るタイミングがなく、久しぶりに訪れた今回は開店待ち状態でやってきました。
3年ぶりの再訪かもしれないな。
そんな久しぶりに会った味億さんの尾道ラーメンは、3年前とも15年前とも変わらない一杯だったように感じました。
そして、変わらない手書きのメニュー表に、コンディメントのアレにも出会えることができました。
ラーメンはこちら
定番のラーメンです。
しょうゆの黒さとは裏腹にすっきりとした透明感あるスープで、大小さまざまな背脂が尾道ラーメンとしての期待を高めます。
魚系の風味あるスープと平打ち麺という、尾道ラーメンの定義どおりの一杯は、私にとって時間を超えた思い出を呼び覚ましてくれます。
店構えが変わらずに、味も変わらないってなんだかうれしいような、でも年をとった自分と向き合わなきゃいけないという覚悟というか。
「ニラニンニクとうがらし」も健在
テーブルにはびんに入れられた「ニラニンニクとうがらし」も昔と変わらず置いてあります。
ほんのすこしずつ、ラーメンに溶かしながら入れて食べるのが好きなんですよね。
ニラにまとわりついたニンニクとうがらしが溶けていって、スープの変化とニラの食感を味わうという魅惑のコンディメント。
手書きメニュー、アレもまだありました
この黄色い紙に手書きされたメニューも、昔と変わらず。
そして、メニューの右端に書いてある「チオビタ」も、変わらず「チオビタ」のままなんですよね。
本当にタイムスリップしたのかと思ってしまうほどです。
いろいろと変わらない景色と味に、昔の記憶を思い出しながらいただいた一杯は、安定の尾道ラーメン。
また来ることにします。
ごちそうさまでした!!