スギ スギ(@sugitabe)です。です。
音楽サブスクリプションサービスにも数多くあり、その比較記事というのもまたたくさん出回っています。
私も他の方々と同じように音楽サブスクリプションサービスを使うものとして、こんな視点からの比較をしてみることにしました。
古くからのiPhoneユーザーが音楽配信サービスなら「Spotify」をオススメするたったひとつの理由。
私はiPhone 3Gが日本に登場したときからスマホといえばiPhoneだと言い切るほどの使い込みをしてきました。ふだんから利用するパソコンもMacですから、身の回りにはApple製品があふれている、そう言っても過言ではない環境なんですよね。
だとすれば音楽サブスクリプションサービスも「Apple Music」の一択かと思いきや、そこはそうではないんですよね。
他社デバイスも比較検討したりトレンドを探るためには実際に利用するものがある中で、なぜApple信者の私が他社サービスを選択したのか、それも「Spotify」を使っているのかをお伝えしていきます。
数値比較
料金
まずは料金(2019年5月9日現在)。
Spotifyのプランは表の通りですが、iOSアプリ経由で課金をするとこれよりも高くなる点に気をつけてくださいね。
Spotifyの料金プラン | 料金(月額) |
一般プラン | 980円 |
学割プラン | 480円 |
ファミリープラン | 1,480円(最大6ユーザー) |
無料プラン | 0円 |
つづいて、Apple Musicのプランです。
Apple Musicの料金プラン | 料金(月額) |
一般プラン | 980円(月払い) 9,800円(年払い) |
学割プラン | 480円 |
ファミリープラン | 1,480円(最大6ユーザー) |
無料プラン | 0円 |
Apple Musicの場合は年払いで2ヶ月分安く契約できることと、iTunesカードでのコード支払いも選択できるので、うまく使えば1ヶ月あたりの料金はぐっと抑えることができます。
曲数
それぞれのサービスが公証している曲数です。
Spotify | Apple Music |
4,000万曲 | 5,000万曲 |
曲数で言えばApple Musicが圧倒的に多いのですが、ここでの1,000万曲の差は古くからの曲やレーベルとの契約の問題がほとんどで、最近の新曲はどちらのサービスにもほぼすべて配信されているので取り立てて問題としては考えていないところです。
音質(ビットレート)
最後に音質のちがいはこちら。
Spotify | Apple Music |
最大320kbps | 最大256kbps |
数値上ではこのようにちがいはあるものの、再生環境によってかんたんに左右されるので、最終的には好き嫌いというところに至ります。
あくまでも私の体感した感じでは、同じ曲でもそれぞれの配信サービスで音質のちがいは明確にあって、Spotifyは音像が極端に際立ちすぎてはおらずに丸みがある印象、Apple Musicは音像がバキバキに聞き取れるような、極論をすれば楽器ひとつひとつの音が独立して感じられるようなところがあります。あくまでも個人の感想ですよ。
アプリインターフェイス
再生に使用するデバイスは主にはiPhoneになりますが、室内作業をする場合はMacBook Proを利用しています。
Spotify
黒を基調としたデザインで、夜に見ても目に負担がかからない点が私の中では気に入っています。
自動生成されるプレイリストも幅広く、ふれたことのない音楽に気軽にアクセスできるような、それもこれまで再生してきた内容からのリコメンドだから極端にミスマッチもなく教えてくれるという点では、これがSpotifyの醍醐味とさえ感じています。
デメリットとすれば、操作性をスマートにするあまりにわかりにくい部分があること。これはiPhoneアプリではなく、Macのデスクトップアプリにいえることです。
Apple Music
iOSのトータルデザインからして、一気通貫した操作性のよさは非の打ち所がありません。ただ、画面の基本カラーが白なので、さきほどのSpotifyとは逆で目に優しくないということはあります。これはきっと、昨今のmacOSに見られた「ダークモード」の導入がiOSにも伝えられてきているので、その時点で解決するものと信じています。
デメリットは、あくまでも自分で選曲した範囲での曲を聴くということになるので、Spotifyのような「あたらしい出会い」とは少し距離があります。
結論:あたらしい曲との出会いが欲しいから「Spotify」
最初の比較にあったように、経済的な比較で判断すればApple Musicに軍配は上がるし、OSとの親和性でいえばiPhone環境がベターなのですが、それを差し置いてでも私が「Spotify」をオススメするにいたる結論は「あたらしい曲との出会いがある」から、それにほかならないんですよね。
好きなアーティストの曲を、たとえばアルバム単位で聴いていたとすると、リピート再生設定をしていなければそこで再生が終わるのではなく、「この曲を聴く人はこんな曲も好きなんだろうな」とSpotifyが自動的に選曲してくれるんです。
ときに「あれ、こんな曲収録されてたっけ?」と思うこともありますが、それこそもまた音楽との出会いですし、そこから新しいアーティストや、知っているアーティストでもさらに好きな曲と出会えるというよさは、Spotifyならではだと感じています。
結果として、かつて邦楽限定のクラブパーティを主宰していたという、あまりここでは書いたこともない経歴を持つ私が、あらためて音楽に深くふれて、しかも曲をご紹介していくにいたるほどのモチベーションへと昇華させてくれたのは、Spotifyがあったからこそですからね。
3GのころからのiPhoneユーザーだけれども、音楽サブスクリプションサービスはSpotifyを使っている理由は、「新しい音楽との出会い」が自然とそこにあるから。これに尽きる。
— スギ (@sugi_pallat) May 9, 2019
3GのころからのiPhoneユーザーだけれども、音楽サブスクリプションサービスはSpotifyを使っている理由は、「新しい音楽との出会い」が自然とそこにあるから。これに尽きる。
好きな曲にふれるたのしみを、たくさんの方に。
そんなつもりでこれからもご紹介していく私の後方支援は、Spotifyなのです。
以上、スギでした。