スギ スギ(@sugitabe)です。です。
iPad ProとApple Pencilの組み合わせで、手書きメモの記録を探求しています。そこで、目からウロコの決定版アプリを見つけたので、シェアしておきますね。
Evernoteをサブスクリプション(課金制)で利用している方は、ダウンロード必至!
[iPad Pro]Evernote製アプリ「Penultimate」は、手書きアプリの決定版!Apple Pencilとでいよいよノートが不要になる!?
今回ご紹介するアプリは、「Penultimate」というiPad専用アプリです。
上に書かれているとおり、アプリを制作したのはEvernoteです。ということはもちろん、「Evernote」ユーザーにとってはこの上ない親和性が約束されているといっても過言ではないんですよ。
インストール〜セットアップ
では、さっそく使っていきましょう。
ダウンロード後の起動画面はこちら。
「手書きでメモ」って、当たり前のことが書かれていますが、この後の体験であたらしい感動をおぼえてくださいね。
そう、手書きメモがあらゆるデバイスに同期されるのは、ちょっとした感動です。
ここで「ページめくり」を選択です。ここはどちらでもいいでしょう。書き心地や使い勝手を考えながら、あとから変更してもいいですしね。
ちなみに私は「水平」を選択しています。
「手首位置のキャリブレーション」です。これものちほど変更できるので、ここで意識するのは利き手だけでいいですよ。
私は使ってみての結果として、右上のスタイルを選択しています。
さあ、設定完了まであと少し!
Evernoteアカウントをお持ちの方は、ここでサインインしておきましょう。
サインインが終わったら、いよいよ「Penultimate」の実力を体験してください!
豊富なデザインコレクション
「Evernote」アプリにも手書きノートを作成する機能はあります。
しかし、「Penultimate」が「Evernote」アプリと決定的に違う点として、豊富なデザインコレクションがあるというところ。
あらかじめ準備されたデザインを選んで、ますますノートに手書きするという体験に近づけるという環境がここにはあるんです。
右上の「カスタム」という項目を選べば、カメラロールにあるデータを引用できたり、カメラで撮影したデータをそのまま選択することもできます。
カレンダーとタスクのカテゴリにあるものを選択すれば、EvernoteのTodoリスト化もできやすくなりますね。
デザインコレクションから選択したものを使えば、ラフスケッチも気軽にできます。
フォトアルバムもこのとおり。
五線譜までありますからね。
これだけ豊富に揃ったテンプレートがあれば、手書きのスタイルさえ確立できていれば違和感なくスマートにこのアプリを使えるようになります。
「細罫線」テンプレート
では、さっそく使っていくことにします。
こちらが「細罫線」テンプレート。レポートパッドのような印象ですよね。
右上のアイコンでは、手首の位置とスタイラスペンのキャリブレーション(座標調整)を行うことができます。Apple Pencilの場合、キャリブレーションはほぼ不要ですね。
画面中央上部には、ペン種や色を選択する項目があります。こちらはペンの太さ。
こちらはマーカーの太さ。
そしてこちらがカラーパレットです。ペン種とカラーパレットを行き来して、好きなスタイルを選択して書いていきましょう。
こちらが書いた様子です!
実際に手を動かして書いたのがこちら!
筆圧もきちんと反映していて、タブレットを操っているのに手書きのノートのよさを再確認できるほどの仕上がりとなっています。
では、レイテンシー(遅延)なども含めて、実際にどんな感じで書き上がっていくのかを動画にしています。こちらをどうぞ。
デメリット
手書きのよさを実感できるとはいえ、やはりデメリットはつきもの。こちらも理解しておきましょう。
ノートはJPEG形式で作成される
これの意味するところは、Evernoteの契約によっては月間アップロード容量をあっという間に使い切ってしまう恐れがあるということ。
いわゆる無料プランにあたる「ベーシックプラン」は、月間アップロードが60MBなので、何度も書き足したり、その都度同期をしているとすぐに容量が尽きてしまいます。
有料プランは年間3,100円の「プラス」、年間5,200円の「プレミアム」とありますが、思う存分使いたいならこれらの有料プランにすることをオススメします。
そして、まだEvernoteをお使いでなければ、こちらからEvernoteアカウントを作成してください。プレミアムプランを1ヶ月無料で使えます!
「Penultimate」で作成したものは他のアプリでは変更できない
これは地味に痛手かもしれませんが、やむなしのところもあるといえるでしょう。
さきほど書いたとおり、ノートはJPEGで作成されるために通常のタイピングのような修正はできません。
ノートブックの設定も「Penultimate」アプリからおこなうのがスマートなので、双方向性のあるノート管理はやや難しい印象です。
さいごに:それでも毎日使っている!
有料プラン「プレミアム」は、年間5,200円というコストがかかってしまいますが、手書きのよさと保管管理の利便性を考えたら、決して高くないコストと考えています。
そもそも手書き以外でもEvernoteは使っていますしね。
それに「プレミアム」は、月間アップロードが10GBという、ちょっとやそっとじゃ使い切れないほどの容量を提供してもらえているので、これを足がかりにEvernoteを活用したノート術をさらに考えていきたいところです。
実際に今、「モーニングページ」というノート術をためしています。またこれは別のお話で。
以上、スギでした。