横川方面から安佐南区に向けて祇園大橋を渡ってすぐの左手に、「炭火焼き鳥 楽」があります。
最近は汁なし担々麺のおいしさも知られるところとなり、実際に私も広島で食べる汁なし担々麺のトップ3にはこちらの「楽」の一杯をすすめるほどです。
しかし、今回ご紹介するのは、汁なし担々麺ではなくて「鶏そば」。
ラーメン専門店を凌駕する至高の「鶏そば」をご案内します。
炭火焼き鳥 楽 〜 汁なし担々麺だけじゃない!鶏そばの上品で至高の一杯は専門店を越えたおいしさ。皮カリカリ丼も絶品(広島市安佐南区)
金曜日の夜10時過ぎ、お店の外には炭火で焼かれる串焼きの煙がもくもくと吹き出しています。
店内をみるとほぼ満席、どの料理を食べてもおいしいと評される実力ですよね。
そのお店の横には、大きく「鶏そば」と書かれた看板が。
付近を通行する方には、目に止まらないわけがないというインパクトの看板です。
さっそく店内に入ると、厨房では店長とスタッフが忙しくされていて、それもそのはずほぼ満席の店内ではあちらこちらからオーダーが飛び交っている様子でした。
それでもきさくに接客してくださる店長やスタッフの方は本当に好印象ですよね。
今回は「汁なし担々麺」ではなく「鶏そば」を、そしてごはんものとして「皮カリカリ丼」をいただくことにしました。
炭火焼き鳥 楽「鶏そば、皮カリカリ丼」
まず、手元に届いたのがこちら。
「鶏そば」です。
焼き鳥店のつくる一杯だけあって、鶏肉がふんだんに使われています。
シンプルに見えながらも、おどろきのおいしさはそれぞれのパーツに詰まっていました。
まずはスープです。
塩ラーメンのようなテイストで、このスープだけでもおいしさがぎゅっとつまっているうまみ十分の味わいです。スープには、ご近所の「一白」と同じように小エビが浮かんでいるところからも、そのスープへのこだわりが伝わってきます。
ごろごろっと、そしてふんだんに盛り付けられた鶏肉はさっぱりとしながらもうまみの強いラーメンのスープにあった相性です。
そして、手づくりつくねは大葉のアクセントがうまく活かされた一品です。これを入れた鍋を食べてみたいなあ。
遅れてやってきたのが、こちらの「皮カリカリ丼」。
ランチタイムはハーフサイズの提供ですが、夜はフルサイズで大きめの丼にしっかりと盛り付けられています。
ぴりっと甘辛の味付がされた鶏皮がぎっしりと盛り付けられていて、ごはんに添えられている食べるラー油の味わいとともに、このお店が何を食べてもおいしいと言われるゆえんを体験できるものです。
お腹いっぱいになっても、それでも食べられるという恐ろしい丼です。
さいごに:汁なし担々麺もお忘れなく!
冒頭にも書いたとおり、このお店の汁なし担々麺もまたおいしいのです。
味の追求に余念のない店長がつくりだしたその一杯に全幅の信頼を寄せていたので、この「鶏そば」にも同じ期待ができるんですね。
この「鶏そば」、このようにアレンジメニューも豊富に取り揃えられています。
すでに「カレー鶏そば」に興味津々なので、次回はそちらをいただくことにしましょう。
ごちそうさまでした!