広島で塩ラーメンを食べることのできるお店のなかで、特に知られているのが今回ご紹介する「一白」です。
かつて「ミシュランガイド広島 2013」で、ビブグルマンマークを獲得したお店としても知られていますね。
味わいの奥行きのあるスープが特徴の塩ラーメン、こちらをご紹介します。
一白 〜 ミシュランガイドで紹介された塩ラーメンは、滋味深いスープが特徴(広島市安佐南区)
お店は、広島市安佐南区長束、祇園大橋北詰すぐのところにあります。
隣にパチンコ店があるので、そちらが目印ですね。
店頭にはこのように大きくメニューが掲出されています。基本のラーメンは3種類、年間通して冷やし中華を提供していらっしゃるのが特徴ですね。
店内にも店頭と同じ内容でメニューがあります。
今回は「塩ラーメン」をオーダーしました。
干し貝柱、干し海老、そして沖縄で精製されている「栗國の塩」というのを使われて元だれをつくっていらっしゃいます。この元だれだけを味見してみたいものです。
ラーメンに290円を追加すると半チャンセットに、はいこちらもお願いしました。
一白「塩ラーメン、チャーハン(小)」
こちらが「塩ラーメン」です。
丼の中央には、元だれの味を司る干し海老と干し貝柱がやさしく載せられています。
脂身の少なめなチャーシューが、シンプルなスープのラーメンを引き立たせるように添えられています。
スープが引き立つように、素朴だけれども味わいのあるトッピングで美しく盛り付けられています。
やはりこのスープ、滋味深くでいつまでも味わっていたいスープです。
そして、パラっと仕上げられたチャーハン。
塩ラーメンのスープと一緒にいただくと、その味わいはさらに深いものになります。
さいごに:高級料理のスープのよう
「塩ラーメン」のスープというと、あっさりしているイメージを持ちやすいのですが、そのあっさりさを素材の持ち味で引き立たせているのがこちらのスープです。
使用している食材のよさがそのままスープにあらわれるというところで、塩ラーメンが国際的にも評価に値するというのは、それだけの味わいだということ。
たまに思い出したように食べたくなる、でもそのときにはちょっと敷居の高いお店のスープを味わっているような印象を受けることのできる、そんなぜいたくな「塩ラーメン」ですよ。
ごちそうさまでした!