広島の食に関しては、まだまだ勉強し続けたいと思いながら日々食べ歩きをしているスギ スギ(@sugitabe)です。です。

今回、「広島の美味しいお店を紹介しあって、楽しい仲間と賑やかに楽しむ会」を開催しようということになり、『広島うまうま会』というイベントを立ち上げました。記念すべき第1回目の開催となった8月9日は、私のリコメンドで「伍楽」へ。

業界内でも評価の高いお店ですし、2年前に訪問したときのインパクトが忘れられずに久々の再訪を果たすべく、みなさんとご一緒してきましたので、今回はこちらをご紹介です。

(「広島うまうま会」については、後日記事を書きますね)

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伍楽 〜 まんぷくパックで大満足の2時間半!予約必須の旬の料理とこだわりのお酒をお楽しみあれ(広島市中区)

お店は中央通りから並木通り側の路地に入ったところにあります。

この佇まいからして、ワクワクしないわけがないですよね。

今回は私を含めて8名でのグループでお伺いしました。予約の時刻にあわせてお店に着くと、すでに前菜が用意されていて、ぐっと目を引きます。

今回は、2時間30分のお席が用意される「まんぷくセット」で予約しました。

旬の料理と、グラス交換を基本としたこだわりのお酒が楽しめる内容で、いざはじまるとあっという間に時間が過ぎてしまうほどに盛り上がったひとときでした。今回は料理をメインにお話していきましょう。

伍楽「まんぷくセット」

今回の料理はこちらの内容でご用意頂きました。

そして、〆にご用意いただく熱々炊きたてのの釜炊きごはんを2つ選びます。

なにを選んだかはのちほど。

そして、飲み物はこちらですね。

この飲み物のメニュー、裏面に日本酒が書いてあったのですが撮りそびれてしまいました。詳しくは「伍楽」のホームページをご覧くださいね。

さて、それではお料理です。

旬のいろいろ前菜盛り合わせ

左から
・姫サザエのうま煮
・お魚のバジルカナッペ
・たまごのフラン
・そうめん瓜のコールスローサラダ
・里芋のたこ焼きもどき

たまごのフランは前回来たときにもいただいたのですが、前菜から楽しくおいしくいただける「伍楽」のよさを実感できます。そうめん瓜のコールスローサラダもおいしかったなあ。

先付け(夏野菜のゼリー寄せ)

トマトやオクラ、うなぎをゼリーでまとめてあります。きゅっと冷えていても、素材の味がきちんと口の中に広がるやさしいお味です。

肴として楽しめるお造りの盛り合わせ

ライムとオレンジをしぼっていただくといった食べ方の目新しさは、なかなか提案していただく場面ってないですよね。

少しずつでもおいしくいただけるお造りでした。

なにより、プチトマトがカープのヘルメットになっているという演出だけでも、うれしくなりますよね。

メゴチの天麩羅キーマカレー仕立て

さくっ、カリッと揚げられたメゴチを、キーマカレーと一緒にいただきます。夏らしさがあって、食欲もかきたてられます。

お出汁しで野菜を食べる近江鶏のしゃぶしゃぶ

そしてお鍋です。

たくさんのお野菜を鍋の中に入れます。ていねいに取られた出汁のおいしさに野菜の甘味が加わって、そこでしゃぶしゃぶしていただく鶏のぜいたくなあんばいはこのコースの仕上げにふさわしい一品です。

コリッと歯ごたえのある近江鶏から、その新鮮ささえも伝わってきます。

そして、鍋の〆にはうどんですね。

トマトと十六穀米の釜炊き、鰻の釜炊きごはん

さて、コースのはじめにお願いした釜炊きごはんはこちらを選びました。

ていねいに帯が書けられているところに気遣いを感じます。

塩加減が絶妙なこちらの釜炊きごはん。

そして、鰻も釜炊きごはんでいただきました。

独り占めしたくなるような、そんな一品でした。

とれたてトマト

そうそう、このトマトをサービスしていただきました。きゅっと冷えていて、甘くて濃い味のトマトは食べ始めると止まらなくなるおいしさでしたよ。

お酒を振り返ります

大満足の料理に加えて、お酒もおいしくいただきました。

最初は「アサヒ 琥珀の時間」でコクある一杯を楽しんでからは、日本酒三昧。しかも、私がチョイスしたものをみなさんも追従されるということで、なんだか責任重大な気分になりながらも、こんな日本酒をいただきました。

「亀齢」辛口純米八拾」

精米歩合80%という、なんとも型破りな火入れ原酒のこちら。あまりにもやわらかくて飲みやすいので、どんな料理にも合う日本酒としてはよく選びますね。

「雨後の月」特別純米 山田錦

テーブルに置かれていた「お店のオススメ」としてご紹介の一杯がこちら。

こちらも食中酒としては飲みやすい一杯ですね。精米歩合60%で、アルコール度数は13%で仕上げることにこだわって、スッとした飲みくちに仕上がっています。

「田中六五」

いつかは移住したいと多くの方が願う、福岡県糸島産の山田錦でつくられた一杯。六五は精米歩合をそのまま示しています。

「ばくれん」

お店のオススメとして、「雨後の月」と同様にご紹介のあった「ばくれん」。

取扱のある酒屋さんが限られているという、レアな銘柄です。超辛口だけあって、パンチのある口当たりが料理の締めには心地いい一杯でした。

さいごに:実は日本酒がすごかった

ずいぶんと長く書いてしまいました。

料理のおいしさもさることながら、その料理を引き立たせるためのお酒として揃えられた銘柄のひとつひとつがレアカード級のもので、これを楽しみたいために「伍楽」を推したといってもいいほどです。

旬の料理にあったお酒の揃え方、そしてスタッフの方の心配りで今回のイベントが楽しく盛り上がりました。

広島の飲食業界内でもこちらのお店をベンチマークされる方が多くあられるのもうなづけます。

いやあ、本当においしかったです!

ごちそうさまでした!

スギのひとことポイント

スギ
あのトマト、おいしかったなあ

店舗情報