2017年4月28日、広島市西区にLECTと呼ばれる大型商業施設がオープンしましたね。

関連リンク LECT(レクト)

核テナントのひとつとなる「広島T-SITE」には、蔦屋書店もやってきて、本好きの人には垂涎の環境が整いましたよ。

先日、広島駅前に「エディオン蔦屋家電」がオープンしましたが、蔦屋書店とはまた違う趣があります。ちなみに「エディオン蔦屋家電」についてはこちらをどうぞ。

2017年4月14日、広島駅南口のエキシティヒロシマにグランドオープンした「エディオン蔦屋家電」へさっそく行ってきました。事前に自宅に届けられていたダイレクトメールをもとにふくらましたイメージが、とてもワクワクするものだったのです。さあ、では振り返ってみます。「エディオン蔦屋家電」グランドオープン初日に行ってきたよ。「買わなきゃ」ではなく「買いたくなる」をプレゼンする空間を体験しよう!到着したのは夜7時30分頃。お仕事帰りと思われる人たちでやや混み合った店内となっていました。恒例の見切れ写真。以前、「...
意気揚々とグランドオープン初日に行ってみた「エディオン蔦屋家電」に、2日連続で行ってきました。2日目はれっきとしたお買い物が目的でした。買い物の流れや感じたことをまとめたので、シェアしておきますね。「エディオン蔦屋家電」グランドオープンから2日連続行ってみた気づき。初日に訪問したときの感想はこちらに書きました。お店のコンセプトやマーケティングの観点から書きましたが、今回はお買い物目線での気づきを3つお知らせします。駐車場は入場・出場ともに混み合うよ今回は自動車でエキシティヒロシマに出かけました。...
さて、きょうは「蔦屋家電」に行きましたという話です。『二子玉川 蔦屋家電』サイトhttp://real.tsite.jp/futakotamagawa/ 「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が【本屋が作る街】をコンセプトにして手掛ける「蔦屋家電」は、東京都世田谷区玉川にあり、東急大井町線の二子玉川駅から歩いて5分。ショッピングセンターの1~2階を有するフロアでは、「ライフスタイルを強力に一変する家電」というテーマでアイテムが並びます。店名に家電という名前を冠していながらも、中心となるのは本。本と家電と日用品がミックスされて陳...

そんな蔦屋書店の楽しみ方、特に広島蔦屋書店の趣を私なりにまとめてみます。

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広島蔦屋書店、広島T-SITEの楽しみ方を読書家ブロガーのスギがお伝えします!

まずお断りするのは、館内は撮影禁止のためにこのブログでも写真は掲載しないことをご了承ください。これみよがしに写真をアップしている方がいらっしゃいますが、お控えになったほうがよろしいかと。

正面ど真ん中「知の庭」から入店を。

まず、建物についたら正面玄関に回って、「知の庭」と呼ばれる入口へ進んでください。

すると、正面と左右に入口があるので建物に向かって『左』の入口から入場してください。入場すると「アンデルセンカフェ」があるところです。

ここに踏み入れた瞬間に、蔦屋書店の雰囲気をすべて体感できると言っても過言ではないのです。本から感じるエネルギーと、それを増幅させるようにワクワクする環境に仕上げられている空間を素直に受け入れてみてください。

エスカレーターで壁一面の本のオブジェを体感

写真のフロアガイドにある「広島 蔦屋書店」のエリアを思う存分に体験したら、エスカレーターで2階へどうぞ。

すると、吹き抜けの壁面にびっしりと整えられた本のオブジェを目の当たりにすることができます。本と光と空間が生み出す空間は、さすが蔦屋書店と言わんばかりの風景です。

この景色を見るためだけに行ってもいいかもしれません。

2階へはそのまま東側へ

エスカレーターで2階に上がったら、連絡通路を通って東側へ。キッズスペースやフリースペースを中心とした空間ですが、ここでは絵本にふれることができます。

ボーネルンドや絵本、キッズスペースで遊ぶ子どもたちを見ていると、幼い頃からこんな環境が身近にある暮らしをちょっとうらやましく思うほどです。

もう一度エスカレーターで1階へ

東側にもエスカレーターがあり、そこから1階に降りるとスターバックスをはじめとするカフェ、食事テナントがあります。

このエリアにも蔦屋書店の区画があるので、お気に入りの本とカフェを楽しみながら気ままな時間を過ごしてください。フリースペースで過ごす最高で最適なひとときは、きっとすてきな本と出会うきっかけにもなりますよ。

本は探したり見つけたりするのではなく、「出会い」であって欲しい。

広島T-SITE、とりわけ広島蔦屋書店の区画は、回遊するだけでいえば10分程度ですべてを見ることができます。

郊外型の大型書店と比較して、蔵書数が多いわけでもありません。

ではなぜ、この蔦屋書店には魅力を感じられるのか。

それは端的に「本との出会いの場」だと考えるからです。

お目当ての本を探すために足を運ぶ本屋もあれば、インスピレーションを掻き立てるためのヒントを得る場としての本屋もあります。

そして蔦屋家電がそうであるように、この蔦屋書店もまたライフスタイルを提案してくれる場であるともいえます。

強いて言えば、蔦屋家電は「家電+書籍や小物」であるのに対して、蔦屋書店は「書籍+ライフスタイル提案」、もっといえば蔦屋書店で著名な本を探すのは愚行だと私は言い切りますね。もちろん、ないわけではないのですが。

私はいつも「本は人」だと考えています。

知らない本に興味を持つことは、はじめて会った人からなにかの影響を受けることに同義です。その本との出会いを、より一層印象深くしてくれる場が蔦屋書店なのです。

もう一度言います。

決して広く、蔵書の多い書店ではありません。

本と出会って、あたらしいエネルギーを受け取る場所がこの蔦屋書店です。