広島市中区大手町界隈といえば、麺喰いにはたまらないエリアです。
キング軒、骨々亭、陽気、麻沙羅、知床、おっくん堂、そして新参にして有名店のみや路。
この名前が立ち並ぶエリアに、古くからある「八起」。
実は私、名前を知りながらも足を運んだことがありませんでした。
先に列記したお店は全て行っているのに。
そこできょうは、私の「八起」デビューをご紹介します。
八起 〜 強烈な獣臭とは裏腹に、あっさりとしながらも濃く炊きだされたスープの九州ラーメン(広島市中区)
お昼の中休みはあるけれども、深夜0時まで営業されている八起さん。
土砂降りの夜ということもあって、歩く人の姿もまばらの中で訪問しました。
店内に入ると、先のお客様が2名。
おでんをつまみながら酒を飲んでいらっしゃいました。
店内はとんこつを強く炊き出した時にひろがる獣臭。
このニオイにラーメンの期待がたかまります。
メニューは撮影できなかったけれども、今回オーダーしたのはラーメンと、ピラフ。
そう、ピラフです。
半チャーハンと呼ばれるものは、ここでは半ピラと呼ばれます。
「半ピラ」と検索してみると、軒並み八起がヒットするのはおもしろいものです。
おばちゃんがひとりで切り盛りをしてくれています。
ここで先のお客様からもチャーハン、いやピラフのオーダーが。
おばちゃん、ふたり分のピラフを大鍋を振ってつくりはじめます。
ピラフ、そしてラーメン
ピラフ
こちらがピラフ。
ご覧の通り焼き飯といえば焼き飯ですし、味わいも焼き飯です。
でも、ここの雰囲気に慣れてしまうとこれがピラフ!っていいたくなってしまう力技感も受け入れてしまいます。
素朴な味わいですよ。
ラーメン
そして、ラーメンはこちらです。
ネギときくらげ、そしてチャーシューが3枚です。
獣臭のとおり、しっかり乳化しながらもすっきりとした味わいのスープです。
チャーシューはちょっと厚め、食べごたえあります。
濃厚というほど濃厚でもなく、かえしの量が控えめな分すっきり食べられる味になっています。
夜営業ではお酒やおでんなども楽しめますから、〆の一杯にももってこいですね。
ごちそうさまでした!