先月のお話です。
「スギさん、このうどん屋さんに行ってみた?」と手渡されたのがこのカード。
ああ、そういえば府中町のマクドナルド近くにあったバッケンモーツァルトが閉店改装していたな、ということを思い出しました。
近くまで出向く機会を見つけて、行ってきました。
うどんの釜くら 〜 多加水熟成麺は博多うどんを彷彿とさせる食感。炙り肉うどんを濃厚なだしでいただく柔と剛の一杯(安芸郡府中町)
訪れたのはお盆明けの平日午後1時前、昼時の喧騒からすこし外れた時間帯でしょうか。
私以外に外回り営業マン風の団体と、家族連れがいらっしゃいました。
内装にもこだわった店内にはジャズが流れ、時流の店づくりだなあと感じながらメニューを拝見します。
ごくごく一般的なうどんメニューもありながら、独創的なものもありますね。
そのなかで今回オーダーしたのは、看板メニューでもある「炙り肉うどん」。
やわこしうどんにパンチの効いただし、食べごたえアリの「炙り肉うどん」がこちら
平日16時までは限定セットメニューがあるので、うどんの価格に120円(税抜)で「いなり寿司セット」にしました。
まずはだしをいただきます。
濃厚という名のとおり、ぐっとパンチの効いた濃さのだしが口の中にひろがります。
ここまで濃いとえぐみが出やすくなるのに、それを感じさせない力強さ。
そして、麺は多加水熟成麺ならではのやわらかさともちもちさが印象的。
食感からイメージするのは博多のうどんですね。
焼きネギもうどん全体のアクセントに一役買っている、なかなかに考えぬかれた一杯です。
もちろん、うどん一杯ごとに炙られた肉の存在感は言うまでもありません。
明るくて落ち着いた店づくり、あたたかな接客でいただいたうどんは家族連れにもやさしい一杯でした。
今度はうどん好きの娘も連れてこよう、そう感じました。
ごちそうさまでした!!