スギ スギ(@sugitabe)です。です。
広島市中区白島エリアは、繁華街からほんの少し離れているだけの場所なのに、街の喧騒を忘れさせてくれるようなおしゃれでステキな空間がいくつもあります。
そんな中で、私が思う「いいお店」の定義をすべて満たしているといっても過言ではないお店、今回はそちらをご案内します。
ダイニング六望 〜 街の喧騒から少し離れた隠れ家キッチン(広島市中区)
お店の名前は「ダイニング 六望(ろくぼう)」といいます。
白島交差点からほんの少しだけ離れた路地の2階にあるお店です。
ビルの2階にあがると、お香の香りがやさしく広がる空間に扉があらわれます。
この扉の向こうには、大きな切り出し板でつくられたカウンター、そしてテーブル席があります。
他にラウンジも用意されていたりと、お店の使い方は多種多様に受け入れてもらえそうな空間になっています。
今回はお席のみをお願いしていたので、そのままカウンターへ。
目の前に広がるオープンキッチンと、そしてその向こうでは夕暮れから夜の帳へと少しずつ移りゆく空間を演出するような木のぬくもりとやさしい照明とが、ずっとここにいたいと思わせる気持ちにさせてくれます。
幅広い銘柄が取り揃えられている日本酒を楽しみながら、
食材のもつ素材のうまみを、シンプルな調理で最大限に引き出したメニューと共に、
お店の店主と女将さんとお話をさせてもらいながら、食に対する思いをたくさん話した夜でした。
こちらの「いろいろ野菜のグリル」は、オーブングリルとバーナーとで焼き上げた一品。
野菜の持つうまみをぎゅっと濃厚に引き出すべく、余分な水分を飛ばすために絶妙な火入れをして仕上げられた一皿には、野菜ってこんなにおいしかったんだと実感するほどでした。
そんななかで目を見張ったのがこちら。
白いだしまき卵。
こちらのご案内にある卵は、黄身が白い卵なんですよね。
割卵してだしとあわせて焼く前に、お店の方に卵の由来を実物と一緒に説明していただけます。
その卵がこちら。
ふだんだと黄色い黄身が白いというおどろきが勝りますよね。
そんな卵で仕上げられた白いだしまき卵。
あっさりとしていてこんな味わいのたまごがあるんだね、という発見をすることができました。
ちなみにこの白い卵をつかったたまごかけごはんもあるので、それはそれで楽しみです。
そもそも「六望」を知るには理由があってだな
そんな「六望」というお店、存在自体はその前身となる「あまから」という屋号の頃から知っていました。
ええ、知っていたというだけで訪問したことはなかったのです。
ある日、六望の女将さんのともこさんが毎日更新されているブログで、NAOKIさんというギタリストの方にまつわる記事を見かけてからは急に親近感をもつようになったんですね。
私の音楽好きが高じる原体験は、かつてNAOKIさんが属されていたラフィン・ノーズというグループにも影響を受けていたからなおさらですよね。
そんなこんなで、当時お見かけした記事に「お店にも行きます!」とコメントをしてからおよそ2年でしょうか、それがこのたびいよいよ念願かなってという運びになったというわけです。
それにしても尊敬します。
毎日ブログで発信される方とそれが実益につながっていくというのは、誰でもできそうなのに誰もができることじゃないですもんね。
そんなダイニング六望が、というよりも女将さんが主催をされるイベントが2019年7月26日、広島クラブクアトロで開催されます!
かつてはラフィン・ノーズ、DOG FIGHT 、COBRAを経たギタリスト NAOKIさんのSAがクアトロにやってきます。
私も今回のご縁もあって、もともともロック好きが再燃しつつあるタイミングに、何年かぶりにクアトロへ行きますよ!
イベントの詳細やチケットについては、イベントホームページをご覧ください。
さいごに:隠れ家ダイニング、ひとつは知っておきたい秘密の空間
寄り道しながらも、今回は広島市中区東白島にある「ダイニング六望」をご紹介しました。
日々の疲れをいやしたり、気分をリフレッシュさせたい日に、気の合う友人とおいしい料理と楽しい話に時間を忘れたくなるような、そんな空間ってひとつくらいは知っておきたいですよね。
私にとってこちらのお店がそうでした。
素材のよさを楽しみながら、おいしいお酒がすすむ空間。
ゆっくりと時間が過ぎていく店内は、その雰囲気に包まれて終始リラックスできる雰囲気に秘密の隠れ家として使いたいのはもちろん、誰かに伝えたくなるような、そんなお店でした。
今回、気になるお料理をひととおりとして食べることができなかったので、少しずつ何回も足を運んで、皆さんにもご案内できたらなと思っております。
ごちそうさまでした!