昆布と削り節からだしを取って、それをちょっとした料理のベースにすることで味に深みとちょっとだけぜいたくな気持ちにさせるのが好きな私。
え?そんなものにまでだしを使うの?と言われるようなものにでもだしを使うことで、おいしいという経験を増やしていきたいものです。
今回は「キーマカレー」にだしを使ってみました。
あっという間にかんたんおいしい!鰹と昆布の粉末だしパックでつくるキーマカレーは、子どもも食べられる甘さとコクのぜいたくひとさら。
今回のキーマカレーに使う食材はこちら。
玉ねぎ:中2個
合い挽き肉:400g
市販のカレールー:8皿分
UMAMIの旅(合わせ):1袋
水:850cc
今回は、粉末だしパックに「UMAMIの旅(合わせ)」を選びました。
鰹と昆布をベースに、粉末醤油などで調味されているので、鍋でひと煮立ちさせたら立派なだし汁ができあがります。
さて、レシピです。
1)玉ねぎを刻んで、飴色になるまで炒める
みじん切りにするとよりキーマカレーらしくなるのですが、今回は細千切りにしています。
ざくざくっとカットするのに1分、飴色になるまで5分程度炒めます。
2)合い挽き肉を炒める
玉ねぎをフライパンから取り出し、つづいて合い挽き肉を炒めます。
色が変わるまでだいたい3分程度ですね。
3)だしをとる
鍋を別に用意して、UMAMIの旅(合わせ)を使ってだしを取ります。
水から加熱をはじめて、沸騰してから3分後にだしパックを取り出しましょう。
所要時間はだいたい6分。
4)玉ねぎと合い挽き肉を一緒に炒める
玉ねぎと合い挽き肉を一緒に炒めて、味をなじませます。さらっと混ぜ合わせる程度で大丈夫です。
5)だしを取った鍋に、炒めたものを入れる
油っぽさが気になる方は、フライパンに炒めたものがあるうちに油切りをしておいてください。
そうでなければ、中身をすべて投入です。
ここでは煮込む必要はありません。すぐに次の工程へ。
6)カレールーを投入する
コンロの火を止めて、カレールーを投入したらよく溶かしてください。
溶け切ったら再度火をつけて、軽く沸騰させます。
これで完成です。所要時間は約15分で、だし香るキーマカレーの完成です。
スギレシピ「だし香るキーマカレー」
こちらです。
カレールーの上には、パルメザンチーズを振りかけました。
材料仕込みから15分でできあがりです。
玉ねぎの甘さの裏に、鰹と昆布から取り出しただしのうまみも合わさった、まるで煮込みカレーのような味わいに仕上がります。
手抜きのように見えても、しっかりと深い味わいのカレーをどうぞお試しください!
さいごに:
粉末だしパックは、だしを取るだけではなくてふりかけや煮込み料理にも使えるので、家庭に常備してあるといいですよ。