飲んだ後に食べるラーメンって、どうしてあんなに魅惑的なのでしょう。翌朝、だいたい後悔するって相場は決まっているのに、不思議なものです。
そんなとき、飲んだあとでもさっぱり食べて軽くおなかを満たすのに私がおすすめするのは、そば。それも出雲そばですね。
そば殻まで挽いてあって、黒くコツコツした麺は軽く噛むことでおなかも気持ちも満たしてくれます。そんなお店、古くからあるこちらを今回はご紹介です。
出雲そば 大黒屋 本店 〜 飲みの締めはつるっと割子そばがおすすめ!(広島市中区)
「出雲そば 大黒屋」です。
電車通りから弥生町通りに入ってほどなくすると現れます。深夜営業もそうですが、お昼のランチタイムも営業されています。
カウンターとお座敷のある店内は、出雲そばだけではなくて丼メニューも豊富にあります。昔から言いますよね、そば屋の丼はうまいって。
そばや丼だけではなくて、お酒やつまみもこのとおり。
飲み直しもできますし、一軒完結の飲みスタイルも可能です。
さて、今回のオーダーは「割子そば 3枚」にしました。飲んでいても飲んでいなくても、ほぼこのオーダーで固定しています。たまに丼をいただくかな。
待ち時間にカウンター後ろに飾られている写真を眺めます。
古くからカープの選手とは縁のあるお店ですね。
今では深夜に繁華街で出雲そばを食べられるのは、こちらの「大黒屋」だけですからね。
待っていると、とっくりに入っただしが届けられます。
これが届くと、そばも間もなくやってきます。
大黒屋「割子そば 3枚」
こちらです。
割子(わりご)に入れられたそばには、もみのり、もみじおろし、そしてねぎが添えられています。これが3枚重なったのが割子そば。基本は3枚です。
一番上の割子にそばつゆをかけて食べていきます。あまったつゆは、その下の割子に注ぎます。
こうやって食べ進めていくのが、割子そばの食べ方ですね。そばの風味がふわっと広がって、コツコツっとした食感を楽しめる割子そばは、飲みのあとにはうってつけだと個人的にはイチオシです。
そばを食べ終わったあとは、そば湯をいただきます。これにもそばつゆを注いで、飲みやすくします。この一連の流れで、その日1日をリセットして翌日に備えるというのが私の繁華街スタイルのひとつの定石なのでした。
さいごに
〆の一杯はラーメンだけではなく、そばもうどんもあります。広島市中区の繁華街にはもちろんうどん、そばの専門店もあります。たまには趣向を変えてみて、お気に入りの〆の一杯を見つけてみてください。
その候補に出雲そばは十分に値しますよ。
ごちそうさまでした!