自分で言うことじゃないかもしれないけれど、私も神童と呼ばれていた時代があったなあ。
ショッピングセンターのくじ引きでは何度も1等を引き当てたり、小学校、中学校、高校と生徒会長をやってみたり。
でも、いまいちどこかでこれという自分の軸を持っていなかったような気がするんです。
そんな昔の「ちょっとだけ足りなかった自分」の自信を後押してくれる作品を、ウッチャンナンチャンのウッチャンは小説で届けてくれました。
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『金メダル男』内村光良
20歳までの経験がその人の人生を決める要因になるとは言うけれど、それはあくまでも人格形成の基礎。
そこから先は、絶やすことのないエネルギーを持ち続けるかどうかで一等賞を手にすることができるかにかかってくるんでしょうね。
成功法則とは、成功するまで諦めないこと
大きな成功や成果を手にするためには、血の滲むような、辛酸を嘗めるような、そういった厳しい経験を幾度となく繰り返した先にやっとあるもののはずなんです。
失敗したからと言って諦めたら、それが失敗。成功するまで諦めないから成功する。
こういう風に言う人もいるんです。
主人公はウッチャンの気持ちを代弁している?!
本を読んだら、作者であるウッチャン自身がメガホンを取った映画も俄然観たくなりました!
読めば読むほどに、主人公の泉一に思いを馳せるほどに、ウッチャンのやさしさまでが伝わってくるようなお話です。
愚直で諦めることを選ばなくて、でもその実直さに周りの人たちを巻き込んでいって、そして幸せを見つけていく。
やさしくて、励まされるお話、ここにありました。