なんと物騒なタイトルだろうか。
家族のためにと何かに憑依されたように朝から晩まで働き通し、ストレスに潰されそうになりながらも耐えに耐え忍んで社畜と化しているのに。
疲れ果ててうちに帰れば妻や子には見向きもされず、それでも分担された家事や育児をこなさなければ家庭不和にもつながる喧嘩が勃発。
自分ではやっているつもりが、妻にしてみればまるで満足に値していないようだ。
命を賭して生きているのに、なにを間違ったのか。
幸せな家庭って、いったいなんなんだ?
そう思う世の男性の心とは裏腹に、妻たちはもっとシビアに現実を突き詰めようとしていました。
自分が精神的に豊かに暮らすためならば、夫が死んでくれたほうがいいとさえ。
病める時もすこやかなる時も、生涯をともにして人生の伴侶として・・・などというキレイ事はお互いにどこに置き忘れたのでしょうか。
ちいさなボタンの掛け違え、コミュニケーションの摩擦から起こる妻の夫に対する不信は、積もりに積もった時に最大級の怒りとなって行動にあらわれます。
しかし、その一線を越えるまでの女性は、そのそぶりさえもなかなか見せない。
ここが、男性の不器用で鈍感なところ。
そう、女性の怒りは男性のほんのちいさなストレスの積み重ねが溜まった瞬間の引き金で露呈します。
ある方の言葉を借りれば、女性は無期限のポイントカード。
そこに貯まる「怒りポイント」が満タンになった瞬間のランクアップを男性はどう対処できようものでしょうか。
そのための指南書として、男性はぜひこの本を読んでみてください。
たまに声をかける「好きだよ」「愛してるよ」なんて、もしかしたらクソの役にも立っていないかもしれないのです。
妻に命を奪われる前に、やるべきことをこの本から見抜いてください。
今までの夫婦間コミュニケーションは、すべてリセットです。
大変だ、夫婦関係って・・・。