ランチタイムに手早くカレーを食べたい!と思ったときに、まっさきに思い浮かぶのが今回ご紹介する「サン・カレー」です。
広島パルコ近く、金座街で長く営業をされていて、私も20年近く通っているには理由があるんです。
サン・カレー 〜 老舗カレーはファーストフード以上のスピード感!味もボリュームも満足のランチタイム(広島市中区)
その理由とは、「ハンバーガーショップよりもスピード感ある商品提供」なんですね。
ごはんにカレールーをかけるだけというシンプルさなので、突き詰めたときのスピード感は想像に難くないのですが、ランチタイムには揚げ物を中心とした定番のトッピングを事前に用意されているので、カツカレーでさえ席についてから1分以内に提供されるのです。
ごはんを大盛りにすればそのボリュームはさらに増し、お昼からも頑張って仕事しなきゃというときには、生卵のトッピングは欠かせません。
食券を買って店員に渡し、指示された席につけばタッチ・アンド・ゴーのスピードで手元にカレーが届けられることも少なくないのですから、それは早くごはんを食べたいと思ったときには筆頭候補になるものです。
この日、お昼2時前に伺ったときにも来店客は途切れることなく、レアなトッピングでなければ次から次へと商品提供がなされるさまをしっかりと見届けていました。
私は「チキンカツカレー、ごはん大盛り、生卵」をトッピングでオーダー。そう、他のオーダーをチェックしたり、待ち時間にスマホを触るスキもないくらいに。
サン・カレー「チキンカツカレー、大盛り、生卵」
こちらです。
無骨なまでにシンプルで、これ以上ないチキンカツカレーのルックス。
パッと見は「うちでもできるじゃん」という見た目とは裏腹に、やはり外食でカレーを食べる醍醐味はつまっているのです。
時間帯によっては揚げ置きだけれども、きちんと店仕込みでカウンター越しに見えるフライヤーで揚げられたチキンかつのザクザクとした食感は、カレーの存在を引き立たせるボリュームです。
サラサラよりも少し粘度のあるルーは、決して市販のカレールーでは出せないスパイス感も醸し出しています。
具材のごろごろとしたカレーとは違って、いわゆるホテルカレーのような印象です。
そこにお好みのタイミングで生卵をつぶしながら食べるというカスタマイズも、サン・カレーでいただくときの流儀のようなもの。
器半分をごはんとルーで仕分けられていて、大盛りごはんのてんこ盛り度合いは満足度を高めています。
チキンカツが乗っているからわかりにくいのですが、大盛りごはんの量はしっかりありますよ。
ちょっと深めのカレー皿になみなみと注がれたカレールーとともに、変わらない味をぜひ!
さいごに:お昼下がりもまた趣があります
ランチタイムは回転スピードが売りのお店で、それ以外の時間帯はのんびりとした時間を過ごすことができます。
揚げ物もオーダーごとに用意されるので、その待ち時間も含めておだやかな食事を楽しめます。
外食の醍醐味は、おうちではなかなか食べられない味を楽しむこと。それをサン・カレーの味でぜひ堪能してください。
ごちそうさまでした!