広島の繁華街で深夜、うどんを食べたいなと思ったときにいくつかのお店があります。
飲んだあとはラーメンで!というのもなかなか厳しいお年頃になってきたこともあってか、うどん屋さんでほっとする瞬間を迎えることも増えてきました。
そんな飲みの後のうどん屋さんで、ちょっとお伝えしておきたいお店があります。
うどん屋 一本 〜 雑居ビル2階の隠れ家的うどん店は、飲みの後の胃袋にもやさしい一杯!(広島市中区)
住所で言えば、広島市中区弥生町。
近隣はディープな風俗も含めて夜の街。
ふつうに歩いていては見つからないところに、「うどん屋 一本」さんはあります。
見上げると「うどん」と光るちょうちんがひとつ。
これが、「一本」さんの営業中のしるしです。
「本当にこんなところにお店があるの?!」という気持ちを抑えつつ、昭和風情漂う雑居ビルの階段を上がっていくと、この店構えが迎えてくれます。
店内に入るとこぢんまりとしたカウンター、そして小上がりがあります。
小上がりの奥には、うどんを打つスペースもあり、小さい店ながらもきっちりとしたうどんを提供してくださるんだろうなという雰囲気が伝わってきます。
席につくと飲み物のオーダーを確認されます。
私は烏龍茶、そして手書きのホワイトボードメニューから「かき揚げうどん」をオーダーします。
かき揚げうどん
カウンターからは厨房の中を垣間見ることができ、オーダーを受けてから仕込むかき揚げができていく様子を伺うことができます。
玉ねぎを切るところから始まり、衣をつけてていねいに揚げられていき、それと同時にうどんもつくられていきます。
揚げたてのかき揚げがだしとあわさって、ちりちりと音をさせながらこのルックスで登場します。
透き通っただしに、細うどんを思わせるような麺が特徴のうどんです。
揚げたてのかき揚げの上には、ねぎが載せられていて、一杯のルックスとしては上品さがあふれます。
おだしのだし感が、飲んだあとの胃袋をやさしくいたわるように身に沁みて、ほっこりとさせてくれます。
柔らかめの麺も胃にやさしいのです。
辛さが足りなければ、店主オリジナルブレンドの「三味」をどうぞ。
まとめ
まさに隠れ家と言っていい場所に佇むうどん店。
飲んだ後に「こんな店があるよ」と誰かに言いたくなるような、そんな魅力にあふれるお店です。
お店の雰囲気、そして味、店主の接客と、やさしさあふれる一杯をぜひ堪能してみてください。