安佐南区山本に「ハーベストタイム」というスイーツ店があります。
こちらのロールケーキが好きなもので、折々におもたせとして持ち出すことがあるのですが、この「ハーベストタイム」は、姉妹店としてカフェの「ワンダーテーブル」、そして今回ご紹介する「スギタベーカリー」と3店舗がほぼ集合したエリアで展開されていて、特に「スギタベーカリー」は時間を問わずに店内ににぎわいのあるお店です。
今回、訪問してきましたのでご紹介いたしますね。
スギタベーカリー 〜 絶品カレーパンのパン屋は、姉妹店のワンダーストーブ、ハーベストタイムとともに地域貢献を目指していらっしゃいます(広島市安佐南区)
お店は、「フレスタ東山本店」のすぐ東側にあります。
お店の南側に広い駐車場があるので、ゆったりとやってくることができます。
緑とオープンテラスが印象的なお店は、全面ガラスの向こうにパンがおいしそうに用意されているのを見ることができます。
訪問した時間帯が夕方5時を過ぎていたので、品揃えはどうしても少なめでした。もちろん早い時間帯にくれば、よりどりみどりのパンに包まれることはまちがいないですね。
その中で目を引いたのが、こちらの「特製カレーパン」です。
ちょうど私が訪問したときにあげたてが品揃えされていたこともあって、そして「調理パン人気1位」の吹き出しと熱量の高いPOPに心を奪われました。ひとつ買いました。
クロワッサンもこのメッセージに惹かれますね。どうしてパン屋さんの手書きPOPってこんなに魅惑的なんでしょう。
そして私が気になったもうひとつがこちら、「ミニマーガレット」と呼ばれるパン。食パン生地をつかって、花のように見立てたパンです。こちらも買いました。
こちらのお店では、店頭にオープンスペースがあり、店内で買ったパンをそこで食べることができます。会計時に「ホットコーヒー」または「冷たいウーロン茶」をサービスでいただくことができますよ。
スギタベーカリー「特製カレーパン、ミニマーガレット」
はい、そのオープンスペースでさっそくいただきました。
このカレーパン、あげたてのほんのりあたたかい感じが手から伝わってくるのがたまりません。
手で割ったので見栄えが悪くなりました。
このカレーフィリングは、バターの味が活きていて手づくり感であふれています。POPにあるとおり、業務用のペーストなどを使っていない手間ひまかかったカレーフィリングだというのがよくわかります。
これはたまりませんよ。
そして、「ミニマーガレット」がこちら。
6つにちいさくちぎって食べることができるので、お子さまでも食べられますね。食パン生地の素朴な味わいが口いっぱいに広がる、しっとりとしたパンです。
さいごに:クリームパンも気になるなあ
「スギタベーカリー」のウェブサイトを確認すると、短い文章のなかにもパンに対する熱い思いがしっかりと込められています。
たとえば、調理パンや菓子パンに使用する具材は、すべて自家製。出来合いのものを使用すれば時間も手間も省けるのですが、自分たちで味に工夫ができ、また食品添加物も使わずにすむように、ひとつひとつ自家製にこだわっています。
(出典:スギタベーカリー)
このご時世、食の安心安全といいながらもそれにコミットしたものづくりというのはなかなか大変なもの。特に素材の味がはっきりと伝わってくるパンは、その難しさは想像に難くありません。
しかし、その時間と手間を惜しまずにものづくりをしているということが、いつ訪れてもたくさんのお客様であふれているお店の実力なんですよね。
カレーパンのフィリングが手づくりなのもよくわかりました。今度は、自家製のクリームを使ったクリームパンをいただくことにします。
ごちそうさまでした!