名刺交換って、正しくできていますか。

相手と取り交わすタイミングや指使い、そして言葉のかけかた。

これらはどちらかが欠落していてもダメですよね。

「言葉づかい」と「作法」、どちらも正しくできてこそ「この人はきちんとしているね」という評価をされるものです。

こういった、「言葉づかい」と「作法」を正しく身に着けたいのなら、どちらも一緒に覚えたほうが良いのです。

本書ではそのふたつを両立させて身につけることを「大人のパスポート」を手にすると表現しています。

さあ、あなたも「大人のパスポート」を手にしましょう!

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『「敬語」と「マナー」は一緒に覚えるとうまくいく!』知的生活研究所

『「敬語』と「マナー」は一緒に覚えるとうまくいく!』知的生活研究所

常に「できる」人間でいられるように

「知らないからできませんでした」で許されるシーンもあれば、貴重なチャンスを逃してしまうこともあるでしょう。

場合によったら取り返しのつかない結果を招くこともあるかもしれません。

相手の気持ちを汲みながら、こちらのことをよく思ってもらうためにも、言葉づかいとマナーの両立は欠かすことができません。

仕事のテクニックよりも、正しいマナーが大切だと教えてくれる先輩や上司が身近にいたらそれはチャンス!

そうでなければ、マナー本で人間の質を高めましょう。

"自滅系"オフィス敬語や二重敬語、使っていない?

そういう意味では、二重敬語や"自滅系"オフィス敬語で自分の価値を下げていないかを振り返ってみてはどうでしょう。

"自滅系"オフィス敬語とは、たとえば名詞になんでもかんでも「お」をつけてしまうとか、「ありえない」という完全否定を意味する言葉を使ってしまうとか。

たとえ文法が正しくても、相手の尊厳を滅多打ちにしてしまう用法もあるので要注意です。

ピンチをチャンスにできる

一方で、正しい言葉づかいと作法さえ身に着けていれば、それを使って「この人は信用に足るな」と評価してもらえることもあるでしょう。

一触即発のシーンで、気の利いたことを狙って場の好転を図ろうとするよりも、ただしい作法と言葉づかいで自分自身の姿勢を誠心誠意伝えることこそが、立ち行かなくなるかもしれない不穏なシーンを一気に晴れさせるきっかけにつながるでしょう。

だからこそ「言葉づかい」も「作法」も大切

もっと言えば「言葉づかい」や「作法」に加えて、「間」や「表情」、「声の大きさ」というものも加わるでしょう。

相手に認められるためのキャラクターをつくりあげるためのマナーを身に着けつつ、五感をフル活用して信頼に足る人間へと近づいてください。

「間」や「表情」といったものを身につけるのでしたら、こちらの本もおすすめです。

[書評]落語を聴くビジネスエリートは成功を手にするという、仕事と人生の極意について。

今回ご紹介した本はこちら

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