スギ(@sugi_pallat)です。
今回ご紹介するのは、店内に「撮影禁止」と貼り紙のあるお店です。
味大名 〜 店内撮影禁止!でも半チャンラーメンセットをオススメします(広島市安佐南区)
そのお店は広島市安佐南区西原にある「味大名」です。
国道183号線「武田山入口」交差点を祇園方向に入っていき約100mの場所にあります。
いわば昔からある街の中華料理店の装いで、近所に住んでいたり、情報感度を高めていなければ知らないままで過ごしてしまうようなお店です。
私がこのお店を知ったのは、外食の情報を共有している方からのご紹介でした。
その方もずいぶん前からこのお店を知っていて、「半チャーハン好きならもちろん知っているよね」という流れで初めて話をもらったのは2010年くらいのことでしょうか。
その当時も教えていただいてからすぐに足を運び、これはたしかに誰かに伝えたくなる半チャンラーメンだ!という印象は強く受け付けられたのです。
以降、折々のタイミングで裁縫していたのですが、ここに来て最近の私にある半チャンラーメンブームの再熱にまた食べたくなったな、と相成ったわけです。
味大名「半チャンラーメンセット」
カウンターとテーブル席とでなるお店、私が訪問した14時頃はお昼の忙しさも過ぎた時間帯でおだやかな昼下がりの様相でした。
カウンターに席を取り、もちろんオーダーは半チャンラーメン。
ご主人がチャーハンを炒め、奥様がラーメンをつくられるシーンはいつも変わりません。
半チャーハンとラーメンがいいタイミングで同時に仕上げられていき、マカロニサラダの盛り付けられた小鉢とともにトレイに載せられ、カウンター越しに手渡されました。
・・・っと。
ふだんだったらここで商品のお写真を載せるのですが、こちらのお店は「撮影禁止」という貼り紙がされているのです。
お店の方にお願いをすれば承諾していただけるのですが、お店のご意向が「撮影禁止」とあればこちらに掲載するのも控えておきましょうか、ということで。
グルメまとめサイトやよそのブログにはお写真が多数掲載されているところもありますので、どうしても見てみたい!という方はそちらへ。
賢明な「スギぱら」読者のあなたは、どうぞもうしばらくテキストにてお付き合いください。
ラーメンのスープがこの上なく滋味深い
チャーハンは中華鍋をあおって焼かれるアツアツパラパラ仕上げのたまごチャーハン。
ふうふうと冷ましながらいただき、一方でしっかりと炊きだされたスープが特徴のラーメンは豚骨醤油ラーメン。
もやし、細メンマ、それにやわらかくて厚みのあるチャーシューに、ちょっとだけやわらかめにゆで上げられた麺とで仕上げられた一杯です。
提供されるときにはすでにギャバンのブラックペッパーを振ってある、いわゆる「胡椒で決まる」ラーメン。
本当は胡椒はカスタマイズで入れたいところを、こうやって胡椒を振られていてもへこたれることのないインパクトはすべてスープに起因しています。
濃く炊きだされて舌触りの良いスープは、チャーハンを食べるときのスープとしても絶好に機能してくれます。
このバランスはなかなか真似できるものではないですね。
さいごに:古きよきお店が残るにはそれなりの理由がある
今回は広島市安佐南区西原「味大名」を写真なしでお届けしました。
うん、それであっても分量はいつもと変わらないかむしろ少したくさん書いたくらい。
それほどにこちらのチャーハンとラーメンは、セットにしていただくことの希少性というか相性の良さをつくづくと感じさせてくれるものになっています。
なんといっても、ラーメンのスープが珠玉の逸品ですからね。
これからも今回の「味大名」のような、昔から街にあって今でも支えられているお店にどんどん足を運んでいきたいですね。
ごちそうさまでした!