スギ スギ(@sugitabe)です。です。
広島県を中心に中国地方で展開されている長浜ラーメンのチェーン店「博多屋」。
お店ごとに特定の曜日や時間帯には「替玉無料」を実施されていて、この日は特にお客様の数が多いですよね。
私も「替玉無料」の日に伺うことが多いのですが、よく考えたら食べ方にマイルールを持っていることに気づきまして。
今回はそんなことを書いてみます。
長浜ラーメン 博多屋の替玉無料を楽しむ方法。麺の固さとトッピングにルールをつくろう。カタ、バリカタ、ヤオメの順がおすすめ!
私がよく行くのは、安佐南区中須にある「古市店」です。
こちらは毎週水曜日が替玉無料デーとなっています(祝日、盆、年末年始を除く)。
48時間をかけて炊きだされたスープは、とんこつラーメン特有の香りを抑えていながらも口当たりのいいなめらかさが特徴ですね。
こちらがラーメンのラインナップ。
ひと通り眺めるものの、いつも頼むものは決まっています。
基本の「長浜ラーメン」ですね。
これを最初の1杯目は「カタ」で頼みます。
「博多屋」の麺の固さはこちらの4段階です。
粉落としも食べてみたいのですが、表示されていないものを無理にお願いするのも恐縮ですのでね。
長浜ラーメン 博多屋「長浜ラーメン」
注文から1分少々でやってくるところが、九州のラーメンのよさですよね。
チャーシューとネギ、このシンプルないでたちが、まろやかなスープとこつこつとした麺を楽しむのには最高の脇役です。
1杯目:カタ
さてさて私の場合、固さの選べるラーメン店に行ったとき、最初の1杯目にカタ麺を頼むことにしています。
最近のラーメンのトレンドは、わずかに固めの麺で提供するところがありますし、粉の風味もしっかりと感じることができますからね。
それに最初の1杯目はどんぶりもスープもまだまだアツアツですから、食べるスピードが遅いですよね。
食べている間にちょうどいい、ということにもなります。
そんな1杯目を8割程度食べたところで、替玉のコールです。
2杯目:バリカタ
2杯目はバリカタです。
わずかに冷めたスープにバリカタの麺を投入して、できるだけ一気に食べるようにします。
バリカタや粉落としは、カタメンよりも麺のこつこつとした食感を楽しむことができるので、ますます素材の味わいを楽しむことができるんですよね。
ちなみに、博多ラーメンに見られる細麺は「低加水麺」といって、麺に含まれる水分量を少なく仕上げてあります。
その麺を短時間でゆでるわけですから、スープに入れたときに麺がスープを吸い始めるんですよね。
これを避けるために早く食べるということも理屈としてはあります。
さて、3杯目はこのバリカタを半分程度食べたところでコールします。
3杯目:ヤオメ
3杯目は「ヤオメ」でコールします。
これまでの麺よりもゆで時間が長くなるため、バリカタを半分くらい食べたところでコールします。
ヤオメでコールすると、先ほどとは逆に低加水麺の芯にまでお湯が十分に行き渡って、スープに入れても麺がのびるということがなくなります。
3玉目ということと、麺が水分をしっかりと抱きかかえているということもあって、ここで卓上のラーメンだしを注入です。
さらに紅しょうが、高菜、すりごまもここでやっと投入です。
1杯目、2杯目は麺をしっかりと楽しんで、3杯目にやっとラーメン全体を楽しむという感覚です。
紅しょうがや高菜って、スープの味をガラッと変えてしまいますからね、できるだけ食べ終わりのタイミングで投入するのがいいですよ。
さいごに:食べ過ぎ注意!
というふうに、ラーメン全体を味わいつつもひとつひとつの食材、特に麺をたのしむことを主眼に、博多屋の替玉無料デーにはお世話になっています。
低加水麺のこつこつとした食感は、もっとアレンジしたメニューにもなるよなあと頭の中で考えながら食べています。
そして、気づいたら食べすぎたような気が・・・というオチですね。
なにはともあれ、知識や理論を駆使しながらいわゆる「アタマで食べる」という感覚での紹介でしたが、純粋においしいものをしっかり食べることも大切ですからね。
あくまでもひとつの意見として参考にしてください。
ごちそうさまでした!
スギのひとことポイント
ヤオメを食べ終わりに迎えると、一気に満腹度がアップします!