書評

絵描きオカンがつづる日々は、手の届きそうな日常を切り取った一姫二太郎の物語。

投稿日:2016年9月13日 更新日:

糸井重里さんの言葉を借りて言うならば、あまりによくできたエピソードに向けて「微妙な創作能力ないよ、人って」という解釈はその通りに感じます。

https://www.1101.com/MOTHER_music/01.html

つまり、人間が生きることそれそのものがストーリーでドラマがあって、それをどのように喜んで、怒って、哀しんで、楽しむかというのは直感で受け取れるものなのかもしれません。

『絵描きオカンの日々。一姫二太郎育児絵日記』はるたけめぐみ

『絵描きオカンの日々。一姫二太郎育児絵日記』

ふたりの子どもを育てる母親が、その記録をマンガとして綴っていく。
そこには奇をてらうような仕掛けも、いつまでも読み続けてしまうような壮大な物語はありません。

ただ、どこにでもあるかもしれない、でもこの家族でしかあり得ない家族の姿が描かれています。

日常とはそれほどに当たり前で、でもそこにしかないものなんでしょう。

それにしても、自分の感じたこと、伝えたいことを「絵」にすることができる才能をただただうらやましく感じます。

文才も才能ですが、私自身が持ち合わせない画才にあこがれるのも、この本が手に届きそうな日常を描いているからかもしれません。

ハナコとタロウと、そして絵描きオカンの将来に幸あれ!!

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