ずいぶん前に、安く手に入れることができたカシオの「ポムリエ」というスタンプメーカー。フル稼働!というわけではないのですが、いざというときにいろいろと役に立ってくれています。
今回、名刺の裏にスタンプする情報をつくりたいとおもって、久々にポムリエのお世話になりました。
カシオ「ポムリエ」で名刺の裏に載せる情報用のスタンプをつくってみたよ。
製品はこちら
▲ このWi-Fi/USBモデルを我が家では使っています。
Macに専用のアプリ「pomrie STC-MC10」をインストールして、デザインをしてから製版するという流れです。
こんな手順で作りました
Pagesでデザイン起こし
まずは、「Pages」でこんなイメージにしたいというものをデザインしていきます。これをスクリーンショットとして画像化して、さきほどのアプリに取り込みます。
アプリに画像として取り込む
▲ まずは画像を選択。これが「Pages」でつくったデザイン。
▲ 印刷したいスタンプキットのサイズを選んで、拡大縮小しながらキットの枠内に収まるように調整していきます。
▲ 今回は、60mm × 30mmのスタンプキットを選択。
画像変換のスタイルがむずかしい!
▲ 画像をスタンプとして製版するときのスタイルを選びます。どのスタイルがいいかは、ひとつずつ選びながら仕上がりをプレビューして判断していきます。この作業がなかなか骨の折れる仕事なのです。
▲ コントラストの調整で、版の仕上がりを調整します。
▲ これが最後のプレビュー画面。ここで「保存」をクリックすると、いよいよ製版です。
▲ 仕上がり見本がこちら。
いよいよ製版
本体にシートを挿入
▲ これがスタンプキット。シートの黒い部分に製版して、木製のハンドルに貼り付けます。
▲ こちらが「ポムリエ」本体。これまでにもいろいろなスタンプをつくってくれています。
▲ 本体奥にスタンプキットのシートを差し込んで、パソコンで制作したデザインデータをWi-Fi経由で送信します。
▲ 約40秒くらいでシートに製版されてでてきます。
▲ これが製版されたもの。きちんと反転されていますね。
インクを載せます
▲ 製版されたシートを木製のハンドルにシールで貼り付けます。いよいよスタンプらしくなってきた!
▲ これに、専用のインクを染み込ませていきます。今回セレクトしたのは、アッシュピンク。
ちなみに専用の顔料インクは、全10色のラインナップ。
▲ ポムリエのスタンプは、スタンパーに押してから使うものではなくて、インクを染み込ませてから使うタイプ。製版された部分にインクを載せ、約5分かけてじっくりと浸透させていきます。
さあ、スタンプだ!
▲ 余分なインクを拭き取って、試し押しを繰り返します。スタンプが均等にできるようにテストですね。
▲ 記念すべき最初のひと押し目は、スタンプのハンドルに貼るラベルに押します。これができあがりの様子です。これで完成!!
▲ さあ、名刺の裏の白紙部分にどんどんスタンプしますよ〜!
さいごに:スタンプキットは高いけれど、価値あるスタンプができる!
サイズによってお値段にも大きく差が出るポムリエのスタンプ。我が家では文字情報や子どもの写真をイラストにしたものなど、いろいろつくっています。
仕上がりは業者発注したものには及びませんが、自宅で気軽にスタンプをつくることができるというのは、デザイン浴を高めることもできるし、ロイヤリティの高いスタンプを作ることもできますからね。
メルカリなどでは、このポムリエのスタンプで制作代行をされている方もおありです。
単に自分の趣味だけではなく、クラウドワーキング的にスタンプ制作というのも楽しいでしょうね。オススメです。