汁なし担担麺とごはん。
この上ない組み合わせです。
汁なし担担麺を何十回もしっかり混ぜあわせて、花椒やたれで味を調節してがっつりいただく。
麺がなくなる手前で、ごはんをそこに投入してさらに混ぜていただく。
これが汁なし担担麺の流儀といえばそれです。
きょうご紹介のお店は、その食べ方にひと工夫できる、そんなお店です。
武蔵坊 〜 2種類のタイプが選べる汁なし担担麺は、山盛りごはんと一緒に(広島市西区)
本店は中区じぞう通りにある「武蔵坊」さん。
現在は上八丁堀と横川駅前の3店があり、今回は横川駅前にやってきました。
お店の場所は、伝説の「ゴッドバーガー」があったところですね。
汁なし担担麺は、濃厚胡麻と芳醇醤油、そして辛さや痺れでインパクトをだす昇天の3種類。
私はいつも濃厚胡麻をいただきます。
そして、ごはんをしっかりいただきたいと思ったので、麺の量をハーフサイズに。
汁なし担担麺は基本600円で、ハーフサイズになると350円。
ごはんは大・中・小のサイズを問わず100円でいただけますので、ワンコインでしっかりいただくことができます。
入り口の券売機で食券を買い、「濃厚胡麻3辛、ごはん大」をお願いして席で待ちます。
汁なし担担麺のお店に行くと、テーブルのコンディメントを見るのが楽しみのひとつ。
ラーメンは汁があろうとなかろうと、自分でカスタマイズすることに楽しみがありますからね。
3種類の花椒に始まって、高麗人蔘のお酢など、この店独自のインパクトもあります。
濃厚胡麻 3辛 ハーフサイズ
ハーフサイズの汁なし担担麺が用意されているところって、増えてきているのでしょうか。
麺の量とごはんの量との掛け合わせで、その日のコンディションに合わせて食べる量を決めることができるのはとてもいいですよね。
そんなことを考えながら、届けられた汁なし担担麺をしっかり混ぜあわせます。
ラー油と胡麻の香りが立ち上り、食欲をそそります。
私はそこに、若山椒と高麗人蔘酢を足しました。
さらに混ぜていると、ごはんの登場です。
そう、武蔵坊さんでごはんのサイズを大でお願いするとこのサイズなのです。
このルックスを見たいがために、武蔵坊さんに来ていると言ってもあながち過言ではないような気もします。
ガッツリ食べたい時には、麺を大盛りにしてごはんも大サイズでいいでしょうね。
流儀に従い、しっかり混ぜた麺を少し残した状態でごはんを器に入れ、しっかりとかき混ぜてからいただきました。
汁なし担担麺はお店ごとに特徴は様々あれど、ごはんとの食べ合わせ方でここまでセレクトできるのは、麺にハーフサイズを用意されていることですよね。
すごく勉強になります。
今回もおいしくいただきました。
ごちそうさまでした!!