広島で豚骨ラーメンと言えば、世界展開のチェーン店、広島発祥のチェーン店から、こだわりの個人店舗とリストアップしてみるとそこそこの店舗数があります。
博多ラーメンといえば麺が細くてゆで方を尋ねられて、そして替玉を頼むことができるといったひな形があるのですが、意外とスープについて語られることがないようにも感じるんですよね。
今回ご紹介する8月28日にオープンした「本格豚骨ラーメン 恵壱」では、これまでの広島で食べることのできる豚骨ラーメンとは一線を画した、スープに特徴のある一杯をいただくことができます。
さっそくご紹介しますね。
本格豚骨ラーメン 恵壱 〜 広島で食べる博多とんこつラーメンの中でもハイグレードな一杯!サイドメニューも魅力的なお店が安東にオープン(広島市安佐南区)
お店はアストラムライン沿い、毘沙門台駅から300mほど広域公園側に向かったところにあります。
「カレーハウスCoCo壱番屋」の西隣になります。
店頭には開店祝いのお花がたくさん届けられています。
お店はカウンター6席とテーブル席4卓があります。
私が訪問したお昼1時過ぎ、お店はほぼ満席で賑わっていました。
壁面にはメニューが掲げられています。テーブルにもメニューはありますよ。
こちらに「本格豚骨ラーメン 恵壱」のこだわりがまとめられています。水と骨にこだわって炊きだされて、そこに炒めた玉ねぎを加えていらっしゃるんですね。
ちなみに餃子は「みわこさんの手作りギョーザ」とメニューにありましたが、この日は14時からの販売ということでいただくことはできませんでした。残念。
今回は「恵壱ラーメン 白とん」「明太めし」をオーダー。
そしてオープン記念にトッピング1品サービスということで、煮たまごをお願いしました。
ラーメンが届くまでの間、入口付近にサービスの紅しょうがや高菜、秘伝のたれが用意されているので、それを席まで用意しておきます。
さあ、ラーメンが届くのを待ちましょう。
本格豚骨ラーメン 恵壱「恵壱ラーメン 白とん、明太めし」
こちらです。
ラーメンと明太めしが同時に届きました。
スープはよく知られる豚骨ラーメンの色とは違って、少し色がついています。これがこだわりにあった「玉ねぎ」の効果でしょうね。
油もしっかりと浮いているのですが、れんげでスープをすくって口に運ぶと見た目の濃厚さとは裏腹に、コクと甘みがありながらもあっさりとした口当たりに驚かされます。
麺を持ち上げると、スープと油とがうまく絡まっていてつるつると食が進むんですね。
2切れ添えられたチャーシューは厚みがあって食べごたえがあり、煮たまごも控えめに主張しながらもラーメンの脇役としてちゃんと存在しています。
あまりにもスルスルと食べられるので、替玉をお願いしました。
そして、「明太めし」がこちら。
よその博多ラーメン店で見かける「明太ごはん」を凌駕する明太子がどーんと載せられています。ゆず風味の明太子、さっぱりと食べられるのでラーメンとの相性もいいですよ。
さいごに:スープのインパクトは体験する価値あり!
冒頭にも書いたとおり、スープに骨太のこだわりを持つこの豚骨スープは、見た目の油っぽさを感じない、コクがありながらもあっさりと飲み干せるスープでした。
むしろ、スープをゆっくりと楽しみたいほどに味わい深いとんこつラーメンは、広島でもなかなかお目にかかれない一杯です。
これはぜひ餃子と一緒に、もう一種類のラーメンとなる「黒とん」をいただくためにも、早々に再訪を検討します。
ごちそうさまでした!
このお店のショップコンセプトとして、お店に入ったら目の前に登場します。迫力がありますよ。