広島市中区大手町には、汁なし担々麺の激戦区があります。
キング軒の本店、花山椒、そして今回ご紹介する「デリカセロリ」といずれもそれぞれに特色のあるお店です。
お昼時にはひっきりなしにお客様がやってくるこの「デリカセロリ」に行ってきましたので、さっそくご紹介です。
デリカセロリ 〜 ケータリング、お弁当の専門店による汁なし担々麺は、カレーが決め手!(広島市中区)
「デリカセロリ」は、中電病院の裏側、汁なし担々麺を始めとする麺類のお店もたくさん軒を並べるエリアにあります。
昼間のランチ営業、夜の居酒屋営業とは別に、ケータリングや仕出し弁当なども対応されています。
狭い間口のお店に入ると、テーブル席、座敷、カウンターとびしっと整えられた店内が広がります。
ディスプレイもちょっとおしゃれに、BGMで流れる昭和歌謡を懐かしく聴いて過ごすひととき。
レコードジャケットがたくさん飾られています。
さて、お昼のメニューはこちら。
汁なし担々麺以外にもうどんなどが取り揃えてあります。「デリカセロリ」といえばカレーという評価もあって、カレーうどんも当然ながら、汁なし担々麺にカレーを使ってある「汁なしカレー担々麺」がオススメ。
久しぶりに頂いてみようと、今回はこちらをオーダーです。
あわせて、温玉とおかわり自由のライスも。
卓上には色とりどりのスパイスが並べられています。
場所柄、近所のオフィスで務められている方がどっと押し寄せるタイミングがあるので、それを避けようと思えば13時頃の来店がベスト。
そうすれば待ち時間なく入店できる確率が高まります。
そうこうしているうちに、「汁なしカレー担々麺」の到着です。
デリカセロリ「汁なしカレー担々麺」
こちらです。
これ、ネギ増量ではなくて、もともとこの量で提供してくださいますからね。
汁なし担々麺にカレーが入っているのは、この段階ではよくわかりませんよね。
では、流儀に沿ってひたすらに混ぜてみましょう。
これでもわかりにくいでしょうが、カレーの具材が少しずつ見えています。
花椒とラー油の辛さに、カレーのスパイシーさが交わる味の広がり方は、ありそうでなかなかない味わいです。
カレーのフレーバーを汁なし担々麺に活かすお店として、パウダーを使うお店はありますが、カレーのルーをそのままにして提供される点では、さすがカレーが人気のあるお店ならでは。
温玉とおかわり自由のごはんをおともに、食べ進めていきます。
ある程度食べ進めてから温玉を投入して、味をまろやかに変化させます。
辛さだけのアプローチから少しやさしめの味になっていきます。
さらに食べ進めていって、麺がほとんどなくなったところでごはんを投入。
カレーと汁なし担々麺の味わいが活かされた混ぜごはんという、ちょっとぜいたくな味わいを楽しんでください。
汁なし担々麺の〆ごはんとしても秀逸で、ついつい食べすぎてしまうくらいの出来ですよ。
というわけで、お昼の短時間ではありながらも特徴あふれる汁なし担々麺を提供されている「デリカセロリ」、もちろん汁なし担々麺以外もおいしいので、ランチの選択肢にぜひ入れてみてくださいね。
「汁なしカレー担々麺」、おすすめです!
ごちそうさまでした!