安佐南区大塚にある「周一」というつけ麺のお店は、インパクトある太麺といりこの風味を前面に押し出したつけだれをベースにしたつけそばを提供されています。
その「周一」や愛媛県にある本店で修行をされた方が広島市中区の鷹野橋電停近くに「周月」として構えられてから、どれくらい経ったでしょうか。
ずいぶんご無沙汰していたと思い、ひさしぶりにそのボリュームを体感したくなったので行ってきました!
麺鮮醤油房 周月 〜 自家製太麺で破壊力バツグンのつけそばを、瀬戸内いりこの風味が効いたつけだれでどうぞ(広島市中区)
鷹野橋電停を降りたら、商店街とは反対側の区画にあるビルの1階にお店はあります。歩道橋を目印にしてもいいですね。
「周月」といえばつけそば、周月のつけそばといえばお値段変わらず麺の量を4段階で選べるという設計になっています。
久しく足を運ばないうちに、メニューの幅が大きく広がっていました。そういえば海外を含めて他店舗展開もされているそうですね。
店内に入ると左手にある券売機で食券を求めます。
空席があればそのままお席へ。
カウンターに着くと、正面には「口上」としてこだわりと思いがつづられています。
そして、卓上のPOPにはおいしい食べ方のご案内。
今回オーダーしたのは、つけそば(特盛)と玉子くずしごはん。
つけそばの特盛は、500gと表記されている最大量の麺がやってきます。さあ、これは戦いだ。
周月「玉子くずしごはん」
まず届けられたのがこちら、玉子くずしごはん。
煮玉子をごはんに添えて、ねぎを載せてあるというシンプルな一杯です。
これ、ラーメン店の方には目からウロコかもしれません。だって、煮玉子ってすぐに崩れたりして歩留まりが悪くなることって日常茶飯事なんですよね。
考え方によっては、火のとおったたまごかけごはんのようなものですからね。アイデアの勝利です。
私はここに、備え付けのミル挽き胡椒をごりごりと載せ、さらにつけそばのスープ割用スープを少し注いでいただきました。
めちゃくちゃ美味しかった!
そうこうしているうちに、刺客の登場です・・・!
周月「つけそば(特盛)」
そりゃコストパフォーマンスを考えていないといえばウソになります。
同じ値段なら特盛りを食べなければ、と。
スタバに行けばグランデよりもヴェンティといった、そういうノリで頼んだ「つけそば(特盛)」がやってきました。
上からの図でも相手の存在感はビンビンに伝わってきます。
横から見た図がこちら。
麺の太さも相まって、インパクト絶大です。これが「周月」のつけそば・・・!
太麺の手もみ縮れ麺は、醤油ベースでいりこの風味が強いスープであっさり食べることができます。濃厚な豚骨や鶏ガラをベースとしたつけだれではない分、味に飽きを感じやすいかもしれませんが、そのときには先述のミル挽きこしょうを使いましょう。
これがそのスープ。
特盛りの麺を食べてもそれほど量が減らずに最後まで安定しただしの存在感を残しているのは、しょうゆのインパクトを強く設計しているところにあるようですね。濃厚つけだれだとこんなふうにはいかない。
ではあらためて、麺のお姿を。
どーん。
どうしても麺の量が印象に残りがちですが、サイドメニューもアイデアが詰まっていておもしろい展開をされているお店です。また折をみてやってくることにします。
ごちそうさまでした!