沈黙を恐れない

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1.本の紹介

なぜ、雑談が上手ではない人がいるのでしょうか?

なぜ一部の人の雑談は盛り上がらないのでしょうか?

それは雑談を雑談と行って軽んじるがあまり、雑談のコツを身に着けていないからです。

2.本の要約、3つのポイント

1)雑談が盛り上がらないとき

雑談が盛り上がらないときにはたいがいに「会話が途切れてしまう」という状態が起こります。雑談している人たちが、話題を思いつかない場合に起こります。

そういった状況に陥らないために、話題を思いつきやすい状況をつくることが必要になります。

2)「話す内容を思いつきやすい」内容を喋る

雑談を盛り上げるためには、話している相手が「話す内容を思いつきやすい」ような内容を喋るようにすることが求められます。

こうやって意図的に話題をふくらませる会話ができれば、会話が途切れるという事態は避けられます。

3)「思いついた内容を話しやすい」環境を作る

相手に「話の内容を思いつきやすい」話題を振れたとしても会話が発展しない場合もありあす。

そういうときには、伝えた内容から返事を、会話を膨らましやすい環境・状況をつくりだすことが求められます。

 

3.本から学ぶ、3つのキーワード

1)「良い相槌と悪い相槌」

聞き手がすることは「相槌」と「質問」です。

相槌ひとつで相手が思いつかないような内容を引き出せたり、感情と結びついた相槌であれば雑談も盛り上がり始めます。

2)「きどにたてかけし衣食住」

相槌も打てず、質問もできない場合の話題のつくりかたに、「きどにたてかけし衣食住」というキーワードがあります

盛り上がりやすい話題の頭文字として言われています。

き:気候や季節の話
ど:道楽(趣味)の話
に:ニュースの話
た:旅の話
て:天気の話
か:家族の話
け:健康の話
し:仕事の話
衣:ファッションの話
食:食べ物の話
住:住まいの話

3)「沈黙の時こそ冷静に」

雑談が盛り上がらないときに沈黙が生まれると、それを打破したいと焦りがちになります。

しかし、焦ってしまっては相手も焦らせてしまって会話がうまくすすまなくなります。

 

4.本から実践、ひとつの行動

『沈黙を恐れない』

沈黙の時こそ冷静になり、落ち着いた素振りをすると相手も落ち着きます。

 

5.ご紹介した本の情報

6.スギコラム(読後感想)

雑談に関する本はいろいろありますが、Kindeでさっと読むにはちょうどよいボリュームの本です。

雑談という一見すると軽いテーマの内容でも、その奥深さはよくよく考えるとコミュニケーションの基本につながったりとおろそかにできるものではありませんからね。