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1.本の紹介

車を郊外に走らせると、カフェやレストランを思わせる看板を見かけるシーンが多くあります。

どの店だろうとキョロキョロすると、昔ながらの古民家に掲げられた「カフェ」の看板。

そう、古民家カフェは古民家の再生と地域活性と、アントレプレナーの夢がつまった存在なのです。

2.本の要約、3つのポイント

1)古民家カフェ開業までの5つの柱

・資金を準備する
・物件を探す
・店舗設計をする
・メニューをつくる
・開業前のチェック

この5つのポイントが冒頭に書かれています。

なにも古民家カフェだからといって、店舗を構えて出店するのは他のサービス業、小売業と一緒です。

2)流行に流されず、自分が行きたいカフェ

古民家のもつ味わいや佇まいを、自分がどんなふうにアレンジをしたらたくさんの人に来てもらえるかな、という期待を添えつつ店舗の設計をすることが肝要です。

流行りを重視しすぎると、お客様に来ていただく目線を失います。

3)オープンしたその日がスタート

古民家カフェを開きたいというのはきっかけのひとつ、本当にたいせつなのはお店をオープンしてからです。

経営は継続させることが重要です。

 

3.本から学ぶ、3つのキーワード

1)「コンセプトづくり」

6W2Hでどんなお店にしたいのかというコンセプトづくりをします。

ここを失うと、お店の方向性が散らかってしまいます。

2)「リノベーション」

古民家は築年数の多い建物です。

傾き、床や土台の状況を把握しておかないと、思いがけず多額の修繕費用が発生することもあります。

3)「店舗管理チェック」

オーナーがいつまでもお店に立ち続けることもひとつですが、いずれ頼れる人に任せるということも必要になります。

そのためには店舗運営を管理するためのチェックリストや、メニューのマニュアルを整備することが求められます。

 

4.本から実践、ひとつの行動

『好きな古民家カフェを見つける』

自分自身のサードプレイスともなり得る古民家カフェを見つけてみます。

 

5.ご紹介した本の情報

6.スギコラム(読後感想)

突然ですが、私の生家となる実家は、築100年を越える建物なんですよ。

この建物を将来に向けて何かできないかな〜って考えていたときに、古民家カフェっていうのも悪くないのかも・・・という意識がありまして、この本を手にしてみました。

私の夢をちょこっと語ってみますとですね、古民家カフェでなくてもいいから、カフェオーナーっていいよなあと考えているんですよ。

たくさん本があって、子どもたちも大人たちも集ってくれるような。

コワーキングスペースのような空間で、大人が仕事をするかたわらで自学自習をする子どもがいる風景って悪くないですよね。

大人の背中を見て育つ子どもを受け入れる環境、そういうのをつくりたいんですよ。

その物件に私の実家がなりうるのかはともかく、でも、そういう思いがここ最近ふつふつと湧き上がっています。