自分の想像を越える範疇のことを聞いたり、そんな行動を見たりすると、だいたい「ヘンナヒト」と思ってしまうものです。

群集心理、全体主義の行動心理が幼少期から養われている現代日本では、そういう人たちを許容するココロの余裕なんてほとんどありません。

それは社会に出てからもあんまり変わらないです。

特に友達、同僚、同業者という近しい関係のなかでも、枠組みから外れた行動をしようものならボッコボコに非難・批判されちゃう。

そこでくじけるか、それとも跳ね返すかでその人の人生は大きく変わるんです。

そして、その人の人生が変わると、社会や世界もだいたい変わっていく。

なぜなら、過去の出来事と他人は変わらないけど、自分と未来は変えられるから。

自分と未来が変わるなら、あなたの人生水準で高い方向、低い方向、どっちに変えていきたいですか?

人生のどの位置から、どのタイミングから自分が変わって世界を変えてやる!と行動を起こすかは人それぞれだけど、そういうときにその道を指し示してくれる『魔法のコンパス』があったら心強いと思いません?

学校ではあんまり教えてもらえなかったでしょう?

じゃあ、その『魔法のコンパス』をもらえるかどうかを試してみましょうか。

スポンサーリンク






『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』西野亮廣

『魔法のコンパス 道なき道の進み方』西野亮廣

なんで気になるんだろう?

私、キングコングというコンビは知っていても、「はねるのトびら」という番組を知っていても、その芸やネタ、番組の内容は殆ど記憶にないんです。

残念ながら、コンビとしてのキングコングの活動はフォローしていませんでした。

でも、テレビから消え、自分の思うカタチを創造していく西野亮廣さんの活動はがっちりフォローしていないにも関わらず耳目に触れる機会が多いなと感じています。

ブログが炎上した、イベントを企画開催した後にゴミ拾いをしている、ナイナイの岡村さんをはじめとする同僚芸人にも非難されている、絵本の発売前に全ページを公開しちゃった・・・。

枚挙にいとまがないですよね。

さあ、なんでこんな西野さんの活動が(そんなに意識していなくても)目に入ってきてしまうのか。

それは、私が想像できる範疇のことを超えた活動をされているから。

そして、それを許容できる私がいるから。

自分の殻に閉じこもるって、こういうことかも。

「ブログを更新しているけど、炎上なんてムリ!」

「あれもこれもやりたいけど、きっとバカにされちゃうよ」

「イベントが終わってからのゴミ拾いまでを考え込んだイベントにしちゃうなんてすごいなあ」

「え?発売前の本の、しかも絵本を全ページ公開しちゃっても大丈夫なの?」

これらはすべて、ここ最近の西野さんのアクティビティ、それを裏返しに描いたものです。

ブログは炎上上等の文体だし、ひな壇芸人を離れたら同業芸人から揶揄される。

昨年のハロウィンでは、翌日朝にゴミ拾いをすることまでをパッケージにしたイベントを企画。

そして、間もなく発売される絵本『えんとつ町のプペル』では、作品中のイラストをすべてブログに公開しちゃいました。

すべて、凪の人生を送る人にしてみれば想像の範疇を超えている出来事だらけです。

ちょっと前の私も「え、それなんで?」って感じで思っていたでしょう。

でも、そういうことにおもしろがってチャレンジする人たちは、そういう後ろ向きな人たちの言うことに耳を貸しません、あんまり。

だって、そっちのほうがおもしろいと思ってやっていることを他人にぐずぐず言われて辞めますか?って話ですよ。

『ドキドキしながら仕事してる?』

そもそも進んでいる方角が違うんです。

スマホアプリのゲームがめちゃおもしろいのに、親からガミガミ言われたからってやめないでしょ?

自分へのごほうび♪って言いながら食べるスイーツ、おいしいですよね~。

それと同じです。

その人がもつ「おもしろい」「たのしい」「ワクワクする」の期待がどれくらいの大きさなのか。

『魔法のコンパス』の羅針盤には、これらの方角が刻まれているんですよ、きっと。

あともうひとつ、方角が刻まれているとすれば「ドキドキ」があるかも。

今まで体験したことのないことがらに挑むときのドキドキ、あれがそうです。

その方角に進む勇気と、ドキドキの体験の積み重ねが増えれば増えるほどに「おもしろい」「たのしい」「ワクワク」に変わっていく。

その経験を私たちに見せてくれている西野さんのことをどんな風に感じるか。

そのときの気持ち次第で、あなたの手に『魔法のコンパス』が届くかどうかが決まるんでしょうね。

『ドキドキしながら仕事してる?』

この本の帯に書かれていることって、きっとこういうことなのかも。

ドキドキしつづけることではじめて、人生が上昇していくんだということを感じてみよう。

今回ご紹介した本はこちら