「これが、7。」
アップルの公式サイトに現れたiPhoneの新モデル「iPhone7」のコピーは、とてもシンプルでした。
最近は、目新しいバージョンアップもなされなくて、アップル大丈夫か?と揶揄する人も少なくないように感じましたが、今回発表された「iPhone7」は十分に期待を超えるプレゼンでした。
では、私が個人的に高まった性能についてまとめてみます。
おサイフケータイに防水、カメラもスピードもグレードアップ!iPhone7が楽しみすぎる!!
おサイフケータイ
やっとといえばやっとですね。
「FeliCa」対応になったことで、いわゆる「おサイフケータイ」機能が実装されます。
単にカード機能をiPhone7のアプリとして使用するような使わせ方ではなく、既存のWalletアプリと連動させてIDやQUICPayとしてスマートな連携を持たせること、そして今回発表されたApple Watch series2とも連携するといったスマートデバイスとの融和までもができている点はスマートです。
Apple Payが使える日本の小売はこれからどんどん増えてくるでしょう。
意外と電子マネー決済での集客や売上って看過できないですからね。
公式サイトで発表されている「Apple Pay」で支払いできる企業も増えてくることを期待ですね。
防水機能、やっと!
これまで、水濡れで本体にダメージを与えたことはなかったものの、ひやっとする瞬間は何度もありました。
そんな偶発的な水没という憂き目に遭っても安心な設計になりました。
ありがとう!
防水・防塵の性能を示す「IP規格」では、iPhone7は「IP67」と聞いています。
ということは、防塵の部分では最高クラス、防水は上位2番目のクラスですね。
継続して水の中へのつけっぱなしはダメですが、一時的にドボン・・・という状態では内部浸水は認められないということ。
お風呂や台所、洋式トイレでの使用も少しは気が楽になりますね。
カメラ!カメラがすごい!
個人的に、最近のiPhoneに最も期待するのはカメラ性能。
今回もまた想像を超えるスペックを提案してきました。
画素数は1200万ピクセル、光学式手ぶれ補正、そしてf/1.8の開口部という、暗いところでもめちゃ明るい写真が撮れるじゃないですか!
しかも暗部での撮影は周囲の色味に合わせてフラッシュを調光するというおまけつき。
それだけで十分です、いますぐ買い換えたい!
ありがとう!
ところが・・・。
iPhone7 Plusのカメラ性能を見て、さらに心が揺れ動きました。
それは、広角と望遠のデュアルカメラによって「デジタルズームでもきれいに寄れる」「被写体深度エフェクトで、一眼カメラのようなぼかしが撮れる」というもの。
ここまで来ると、カメラのためにiPhone7 Plusにしてもいいような気さえします。
実際に、iPhone6 Plusの時にもカメラのことで購入を悩みましたもんね。
その他にも・・・
今回のAppleイベントでは、任天堂の宮本茂さんが登壇されるといった、ソフト面での将来性も大きく期待できました。
特に任天堂は、故人である前社長 岩田聡さんが健康についてのテーマを掲げていらっしゃったこともあり、今回の発表とは直接関係はないけれども、エンターテイメントの雄とデバイスの王者が繰りなすQOL向上のための提案への期待がますます高まります。
まとめとして
今回の新機種は、平たく言えば「おサイフケータイっていまさら!?」とか「コンデジでももっといい性能のものがあるじゃん」というところかもしれません。
しかし、この機能を活かして生活の質を高めるのはユーザー自身の創造性にかかっていますよね。
単にスマホに使われるだけなのか、あたらしい価値創造をこのデバイスから生み出すのか。
いつもそういう観点から、アップルの発表を楽しみにしています。
予約受付は明日、9月9日から。
今から楽しみで仕方ありません。