スギ スギ(@sugitabe)です。です。

2015年4月25日オンエア「ジェーン・スー 相談は踊る」。
代行MCの久米宏さんとジェーン・スーさんが交わした「生き方・働き方論」について考察です。

書き起こしは、こちら。
久米宏とジェーン・スー 働き方を語る」(出典:miyearnZZ Labo

久米宏さんがTBSラジオ『ジェーン・スー相談は踊る』に出演。リスナーからの『目一杯働いて一人前に稼ぐべきか?無理せず働いて最低限稼ぐのか?悩んでいる』という質問を受けて、ジェーン・スーさんと働き方について語り合っていました。(久米宏)それで
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成果に対する報酬の価値観

(久米宏)まあ、役人が霞ヶ関で考えているんですけどね。それとだいたい似たような悩みなんですよ。目一杯働いて、その分の給料をもらうか、ダラダラ働いて、お手当をいただくかっていう。どっちがいいか?

(ジェーン・スー)これ、久米さんはどちら派ですか?

(久米宏)難しいのはね、目一杯働いても、自分が目一杯働いた感に値する報酬を向こうが与えてくれるかどうかはわからないってことなのね。

(ジェーン・スー)ああ、なるほど。成果を出したものに対しての報酬ですからね。

(久米宏)そう。その成果は自分の言う成果と、経営者が言う成果は違うわけだから。

(ジェーン・スー)たしかに。

(久米宏)そこが難しいところですよね。だから、それが一致したら、こんな幸せなことがないんですけど。一致しなかったら、こんな不幸なことはない。タダ働きみたいなもんだから。

(出典:miyearnZZ Labo

つまりこれは、労働者として働く人の得る報酬と、経営者として得る報酬の、「報酬に対する価値の違い」ということです。

労働者だと汗水流して自分の時間を切り売りした成果として報酬を得るのに対して、経営者は自らの組織や商いを永続させることで正しく得られた利益から報酬を得るという違いに苛まされて、ある人は独立起業をする、ある人は組織のストレスと闘いながらそこで生きる、という図式が生まれるのでしょう。

働き方、暮らし方が人によって変容しやすいこの世の中で、自分の生き方をどう選ぶか、これが自らの価値と働く意味を明確にすることなのではないかと感じました。

自分自身がこういう年頃だからかもしれません。