みうらじゅんさんに質問する子どもの将来って・・・
1.本の紹介
子どもには子どもなりの疑問、質問にあふれる毎日を過ごしています。
それに答えるのは大人の役目。
人それぞれの回答がありますが、みうらじゅんさんはどんな風に答えるんでしょうか。
子どもの質問を回答するのが、なぜみうらじゅんさんなのか、そこは記にしないことにしておきましょうか。
2.本の要約、3つのポイント
1)子どもは大人より、しつこい。
子どもはとにかく「なんで?」を投げかけてきます。
子どもは答えを知りたいのではなく、ただどんどん「なんで?」を投げかけたいだけなのです。
とはいえ、大人が真剣に考えた「なんで?」の答えも子どもはそんなに聞いてはいない。
だってそんな子どもに真理を伝えても、それが正解とは限らないのです。
そんな人生を、子どもなりに、そして子どもの成れの果てである大人も過ごしているんです。
2)大人が見ても納得の回答だらけ
子どもの質問に真剣に答えようとすると、大抵はその人の人となりがでます。
面倒くさいなあ、この子なりに悩んでいるんだから真面目に答えなきゃなあ、などとその時の心情も含めて子どもへの向き合い方があります。
そこをみうらじゅんさんの立場としてはどう考えるのか、そしてどう伝えるのか。
大人から見ても格好いい生き方のみうらさんの価値観を、この本から感じてください。
3)自分なりの答えを探そう
そのものずばり、この本には数多くの「なんで」「どうして」が含まれています。
右ページには純朴な子どもたちの質問が、そして左ページにはみうらじゅんさんの回答があります。
自分だったらどう答えるんだろう、それをみうらさんだったらどうこたえるんだろう。
こんなスタンスでの大人の脳トレとしても楽しめます。
3.本から学ぶ、3つのキーワード
1)「大人はなんで転ばないのか」
でも、人生に迷い転ぶことが・・・
2)「どうして長女はがまんしないといけないのか」
遺産分配のパーセンテージが・・・
3)「どうして日本と外国はことばがちがうの?」
その国その国で内緒の話が・・・
4.本から実践、ひとつの行動
『子どもの質問から逃げない』
はぐらかしたり、テキトーな返答をしないようにします。みうらさんの回答も、決してテキトーではないです。
5.ご紹介した本の情報
6.スギコラム(読後感想)
さくっとライトに読めます。
それはそうですよね、子どもの質問に対する回答集ですからね。
簡単に読めるとは言え、そこはみうらじゅんさんの回答です。
なるほどと唸るというよりも、良くも悪くも感心する回答の連続です。
「3つのキーワード」に選んだのは、実はこの本に書かれている質問と回答のセット。
これを見ながらにして、この本の雰囲気を感じてみてください。