グルメ記事も頻度高く更新しているこのブログですが、単においしいとかいいお店だったというお伝えのしかたよりも、きちんとお店を切り盛りされている方への感謝を表しながら記事更新をしていきたいと考えています。

そのなかで、お店の方もさることながら、さらに感謝しなくてはいけない方という存在はあります。

農家の方、漁師の方、畜産農家の方、そしてあつまる素材を流通してくださる市場関係者の方。

そんな方々の仕事に触れることもまた、大切なマインドだと私は考えます。

というわけで先日、早起きをして広島市中央卸売市場に行ってきたので、そのご報告です。

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未明の広島市中央卸売市場の中央市場で、グルメブロガーとしての決意を新たにしてみた。

とある土曜日の午前4時前。

広島市西区草津港にある中央市場に出入りする車は多く、その波につられて私も入っていきました。

トラックに自家用車、そしてターレと呼ばれる貨物車両が行き来する中、市場を探索します。

この広島市中央卸売市場の中央市場で取引されるものは青果物、水産物、そして花き。水産物が流通しているということは、隣接する食堂でもそれを売りにするお店がいくつかあります。

事前に予約をしていれば、市場内に立ち入ることも可能です。しかしきょうは思いつきできたのでそれも叶わず。

早朝から営業されているうどん店。

たくさんの市場関係者の方でにぎわっています。

こちらの食堂は、午前2時から営業されているとのこと。

深夜のお仕事終わりの方にも、もしかしたら重宝するお店かも。私なら通うに違いない。

これは、市場の離れにある関連商品売場棟の様子。

こうしてみると、深夜の市場にある独特な空気感は、昭和の時代から大きく変わっていないのかもしれない。

市場から買い付けた畜肉や魚介をさばいていらっしゃるお店も散見され、お寿司などのお惣菜をつくられている工場も見かけるこの時間帯、食の安全だのと大きく騒ぐ気持ちもわからなくはないが、まずはこういう方たちのお仕事があってからこそ我々の食が担保されているということを理解するのも必要なんじゃないかな。

午前4時にやってきて、日の出をむかえるまで滞在していまいました。

ここから私たちの営みが始まるのかと思うと、情報として食のことをアピールする者の責任というのは確実に存在すると自覚しますね。

食は、生きるために必要な行動。

我々は、自分が選んで食べたものでできている。

このことは、健康に毎日を過ごすのと同じ尺度で忘れがちなこと。でも、その裏にはこうやって私たちの暮らしを支えてくださっている方がいらっしゃることをときどきでもいいから思い出さなきゃいけないですね。

すくなくとも、食に関する記事をブログに書くものとしては、ね。