スギ スギ(@sugitabe)です。です。
文具好きを公言しながらも、ここではあまり紹介することがなかったよなあと思っていたところに、どうしてもここでご案内しておきたいものを見つけたのでお伝えしますね。
今回は「ボールペン」です。
書き味最高!探していた「万年筆のようなボールペン」を見つけました
日常では書類への書き込みや手帳へのメモにはボールペンを、それも三菱鉛筆「ジェットストリーム」以外では字が書けない!といっても言い過ぎではないくらいに惚れ込んでいるボールペンを使っています。
4色ボールペンとシャープペンシルがあれば、基本的にはそれで十分なんです。
ただ、ふつうにボールペンで書くだけでは物足りないことがあったり、ていねいに書きたいときにはいつも使うボールペンとの差をつけたいというシーンがあります。
たとえば、ビジネス上のお付き合いがある方にはがきを郵送したり、寄せ書きをするときにはいつものボールペンだとちょっと心もとないというか、気持ちも添えるには筆記具もちょっとオシャレでありたいと考えるんですね。
そう思ってそういうシーンでは万年筆を使うのですが、万年筆ではちょっと使い勝手がよろしくない。たとえばインクの乾きであったり、インクの減りであったり、そういうところではちょっと痛しかゆしの万年筆。
そこでずっと心に留めていたテーマに「万年筆のような書き味のボールペンはないものか」というのがあったのです。
万年筆のような書き味のボールペン
そういう書き味のボールペンがあればすぐにでも手にしたいという欲はあれど、文具コーナーの文具店には試し書きできるスペースはあってもそんなに思い通りのものには出会えない。
加えていえば、そんな書き味のボールペンなんてやっぱりそれなりのお値段はするんでしょう?というものなのです。
なかなかに悩んでいた時に参考にしたのが「第8回OKB48選抜総選挙」。
OKBとは「お気に入りボールペン」のことで、例年このランキングは私も参考しています。その中で第8位にランクインしていたボールペンに興味を惹かれたんですね。
それがこちら。
オート株式会社というメーカーの「セルサス」というボールペン。
色はいくつかある中で、ワイン色を選びました。高級感あるでしょう。
キャップ型ボールペンの定番ともいえるデザインが、ボールペンのもつ価値と持つことでのステータスを高めてくれているような印象を受けます。
インクを吐出するセラミックボールにも技が施されていて、安定した書き味を担保してくれます。
キャップを忘れていても乾かないペン先もありがたいですよね。
試し書きの様子はこちら。
見た目にはわかりにくいですが、ペンの走りはジェットストリームよりは粘りがあるものの、インクの乗り方は万年筆に近く感じられます。
ふだんから使っているジェットストリームは軽くてストレスのない書き味であるのに対して、このセルサスはちょっと粘りのある書き味でふだんの物書きとはちょっと違う印象をペン先から感じさせてくれるという点での使い分けにはもってこいですね。
写真に写り込んでいるキャップやペン先のボディにも、どことなく重厚な感じをもたせているところもいいですよね。
OHTO「セルサス」
今回は、万年筆のような書き味のボールペンとして私が気に入って使っているオート株式会社「セルサス」をご紹介しました。
書くことにこだわりを持つことは、日常的なメモだけに留まらずに「改まった気持ちで書く」というときにもいい作用をしてくれるように感じます。
だからこそ文具を使い分けて文字の重厚感や書き味にもそれを表現しながら、なによりその文具で生み出す手紙やはがきやそもそもの文章に強い気持ちを乗せるというのは悪い話じゃないですよね。
というわけで、折々にははがきを書く私にとって、これからしばらくはこのボールペンで書いたはがきをお届けすることになりますよ、という決意表明も含めたボールペンの紹介でございました。