スギ スギ(@sugitabe)です。です。
今回は「iPhoneやiPadのパスコードを忘れたときの対処法」についてお伝えします。
「え、そんなことってあるの?」とお思いでしょう、それがあったんですよ。
[iPhone/iPad]パスコードを忘れたときの対処法!強制的に初期化するには、パソコン必須です!
「パスコードを忘れる」というシチュエーション、今回の私の場合は『企業で運用しているデバイスで、操作ミスからパスコード設定がおかしくなった』というものでした。
他に考えられるものとしては「譲り受けたデバイスを初期化したいがパスコードがわからない」というのもありそうですね。
そしてもうひとつは、「パスコードの入力を6回間違える」と、ロックアウトされてしまいます。
このときにもこの操作は必要ですね。
では、手順です。
1)パソコンを用意して「iTunes」を起動する
パソコンはWindowsでもMacでも構いません。
アプリケーション「iTunes」を起動させてください。
2)パソコンとデバイスを接続する
「iTunes」を起動させて、パソコンとデバイスをライトニングケーブルで接続します。
この時点では、パソコン上に表示されるガイダンスは無視してください。
3)デバイスのリカバリモードを起動させます(デバイスごとに操作が違います)
工場出荷時と同じ状態にするために、リカバリモードを起動させます。
端末ごとに起動させる方法が異なるので、次の操作方法を確認してください。
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iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus の場合:音量を上げるボタンを押して、すぐに放します。音量を下げるボタンを押して、すぐに放します。続いて、リカバリモードの画面が表示されるまでサイドボタンを押し続けます。
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iPhone 7 または iPhone 7 Plus の場合:サイドボタンと音量を下げるボタンを同時に押し、リカバリモードの画面が表示されるまで押し続けます。
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iPhone 6s 以前、iPad、iPod touch の場合:ホームボタンと上部のボタン (またはサイドボタン) を同時に押し、リカバリモードの画面が表示されるまで押し続けます。
リカバリモードが起動すると、デバイスにはこの画面が表示されます。
そして、パソコンの「iTunes」を通じてリカバリ作業がはじまります。
ここでデバイスのOSが最新版ではない場合、「iTunes」にOSがダウンロードされて、そこからリカバリ作業がはじまります。
OSをダウンロードしている場合は、この画面が表示されます。
4)アクティベーションロックを確認する
「iPhoneを探す」を設定していた場合、登録していたApple IDを再度入力することでアクティベーションロックが働きます。
デバイスを紛失したりしたときには重要な項目ですので、正しく登録しましょう。
5)バックアップの復元/新しいデバイスとして登録
最後の手順です。
「iTunes」にデバイスのバックアップがある場合は、その内容を復元させることができます。
そうでない場合には「新しいデバイス」として、工場出荷時と同じ状態に設定することができます。
以上で手順は完了です。
さいごに:所要時間はOSダウンロードの有無で左右します
今回、この手順をおこなうのに全体で約15分の工程となりました。
OSのバージョンが2世代分のアップデート(iOS 10.3.3 → 11.1)だったために、約1.1GBのダウンロードを要したのも作業時間が長くなった要因です。
今回は企業で管理するデバイスの操作ミスというきっかけからの対処でしたが、いざとなったときのバックアップをどうしておくかというルールもまた必要になりそうですね。
以上、スギでした。