宅配ビジネスはまだまだ伸びる!

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1.本の紹介

 

2.本の要約、5つのポイント

1)そもそもなぜ出前・宅配が儲かるのか

店舗型営業とは異なる次の4つのポイントが、出前・宅配ビジネスの儲かる仕組みを構築しています。

・注文と同時に顧客データが手に入る
・出前・宅配と来店の相乗効果が期待できる
・家族経営や小型店が回復できるほどの超低コスト、超低リスク
・立地不問のビジネス

これらのポイントを組み合わせることで、商品と宅配条件、販促を掛け合わせてプランを作ります。

2)出前・宅配と店舗経営の3つの違い

2000年前後の宅配ブームでは、ピザと寿司が中心の業態でしたが、現代ではありとあらゆる商品が宅配されるようになっています。

そのなかで出前・宅配と店舗経営の違いは似て非なるものだということを知った経営活動が求められます。

・効率的な販促活動で、攻めの経営をする
・データを活用した科学的経営をおこなう
・配達時間を短縮し、約束の時間までのお届けを確実にする

3)出前・宅配で儲けるための正しい方法と手順

6つのポイントで儲ける手順があります。

一見すると店舗型ビジネスにも共通する点はありますが「宅配」という条件は商品の品質、宅配料の設定、販売促進などと掛け合わせることで重要な要素となります。

・自店の現状把握
・自店の市場性把握と商圏設定
・出前・宅配で売れる商品、品揃えを決定
・認知度を高め、注文につなげる販促戦略を策定
・宅配をスムーズにするオペレーション設計と組織づくり
・恒常的な売上げのためのリピーター化戦略

特に5番目は、宅配という要素を熟知しておく必要があります。

4)出前・宅配モデル特有のフォーカスポイント

店舗型ビジネスとの違い、共通点はさまざまですが、特に出前・宅配ビジネスにおいて意識しなくてはいけない点のなかでより重要なのが次のポイントです。

・客単価と配達頻度、注文回数の乗算による売上げ見込み
・時間経過による品質低下と、宅配料の相関関係
・好感のもてる電話対応
・店舗の場所と宅配エリアの決定

5)この本の魅力

著者の牧泰嗣さんは、1990年代に勤務されていた広告代理店のクライアントが宅配ビジネスを取り組んでいたことをきっかけに、この業界に入られました。

以降、個人から中堅チェーンまでを120店舗以上のコンサルティングを手がけて幅広い商材で実績を上げてこられています。

特に本書で押さえておきたい点は、一見すると店舗型のお店と大差ないような経営ポイントのなかで、出前・宅配特有のフォーカスポイントを明確に挙げてあるところです。

今後は高齢化や女性の社会進出という社会環境の変化に、より拡大が見込める市場として期待を込めていらっしゃいます。

3.本から実践、ひとつの行動

『手持ちのビジネスが出前・宅配に置き換えられるかを考える』

本書は飲食を中心に書かれているが、それ以外の業種・業態で活かせる商材がないかを考えてみる。

4.ご紹介した本の情報

5.スギコラム(読後感想)

出前・宅配のポータルサイトが人気を博すようになって、私個人もたまに利用することがあります。

そのときに感じるのは、もはやピザだけではないんだな、ということと、ファミレスそのものが宅配対象になっているんだなあ、ということ。

もっといえば出前・宅配は飲食だけではなくて、カギサービスや水道工事などもありますよね。

タイムリーな対応で喜ばれるこの業態、よくよく考えると大昔からあるビジネスモデルでもあるんですよね。

これに置き換わる店舗型ビジネスの代表格といえば間違いなくコンビニエンスストアですが、コンビニでも対応できない点をうまく突くビジネスがあれば、きっとブルーオーシャンってまだあるんじゃないのかなあ、って思うところです。