「お悩み相談」ってありますよね。

誰かに解決してもらいたい自分の手に負えない問題を、第三者に相談するというアレ。

これって、実は「解決」することはないんじゃないのかなあ、と思うんです。

それを、ビジネスを軸に考えてみました。

ビジネスでプロジェクトを運営するためのコーチングをしたり、メインのビジネスとは関係のないシーンでお声をかけていただき、カウンセラーとしてお話をする機会がとても多くなってきました。

そんな折、ふとこんなことを考えたのです。

「コーチングやカウンセリングとアドバイスの違いは何か」ということ。

アドバイスというのは「~したほうがいいよ」とか「それってちょっと違うよね」といった、相談をくれた方に向けた意見の提案になります。

ここで意識しないといけないのは、アドバイスとは少なからず他者否定をした上で、アドバイザーの価値観を強要するところあります。

アドバイザーとの親密な関係が構築されていれば、もしくは九死に一生を得るくらいの覚悟を決めたのならばその価値観の強要を受容できるかもしれませんが、関係性の構築が十分でなければそれも叶いません。

仮に結果が出たとしても瞬間的なもので、永続するかどうかは微妙ですよね、きっと。

それが短期集中的なきっかけづくりのものであるのならば構わないのですが、きっとそこで生まれる関係性にも将来性が乏しくなるような気さえします。

私の場合、他者肯定をした上でその方もしくはそのチームのミッションを明確にして、ミッション完遂のための気づきを導き出すことがコーチングやカウンセリングをする上での押さえるべきポイントだと考えています。

その気づきを導き出すためにどんなに面倒でも、どれだけまどろっこしくても私が伝えたい「アドバイス」の部分を相手の口から直接導き出すまでていねいに質問を重ねていってその人の発言までつなげていきます。

「お悩み相談」で解決できるのは実はお悩みを持ちかけた本人自身なんですよね。

コーチングを受けたり、アドバイザーやカウンセラーから話を聞くのは悩み解決のためのヒントを頂いているに過ぎない。

そこで差し出すことのできる引き出しの中身が多ければ多いほど、その方に寄り添うことができて、もっといえばアクションプランを一緒につくって伴走できるくらいのそんな生き方ができるくらいの人間になりたいな~、って考えるのでした。

そんなこんなで本当に多くの方とお話をさせていただいて、私もたくさん学ばせていただいています。

ありがとうございます。

きょうもお昼から、プロジェクト始動のためのキックオフ・ミーティングをおこなってきます。

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