スギ(@sugi_pallat)です。

独立や起業を考えていたり、本気で結果を出したいことがあるならば、退路を断ってやり遂げるほどの覚悟を決めろ!

って言われたことありません?

あれ、そのことばをそのまま受け入れてしまうとだいたい撃沈してしまいます。その理由について、お話しておきますね。

スポンサーリンク

退路を断つ、本気出せってあれ、ウソだから。働き方を極めるための本当の心のあり方とは。

ネットワークビジネスや、教祖スタイルの指導をしている方にありがちな「退路を断て」問題。

だいたいそこに行き着くまでに話題にのぼるのが

  • あれこれ手を出さずに、選択と集中をしろ
  • 会社にすがっていたら、いつか倒産したときにどうするんだ

という言い分です。不安を煽る言い方だったり、価値観の強要をしていくパターンが見て取れるんですよね。

でも、本当に環境をなんとかしたいとか、切羽詰まっていたら退路というか逃げ道があったとしてもそこに行くことってないはずなんですけれども、どうでしょうかね。

稼ぎの柱を増やしましょうっていうのに、逆行してなくね?

そもそも「退路を断って集中しろ」と言われて求められる成果というのは、だいたいにして売上や利益、組織のポジションですよね。だとしたら、ひとつのことに集中して成果を出すために行動しながらも、他のチャンネルのことをきちんと情報収集しておく必要はありますよ。

そして今、あなたが会社勤めをしているのなら、その組織力や企業力を利用した自己成長をして、自分自身のスキルに変えていく行動を取ったっていいんですからね。情報収集のアンテナ精度を高めておかなければ、単に言いなりになって行動しているだけですし、解釈の判断基準を持ち合わせられなくなります

それなのに「ひとつのことに集中して成果を出すんだ!」と猪突猛進に取り組んだり、「会社のために人生をまっとうするんだ!」という価値観にとらわれることこそが時代錯誤で、成果の出しにくい人間に育っちゃってるんです。そして、そうなってしまったらかんたんにはその沼からは抜け出せないんですよ。

会社勤めで費やしている時間は、どんな価値を生み出したか

たとえばですよ、今あなたが会社勤めをしているとして、その会社が倒産したとしましょうか。受け入れがたい事実かもしれませんが、現実となってしまえば本当に大変なできごとですよね。明日からの暮らしをどうしようかと路頭に迷うかもしれません。

しかし、そのときに振り返ってみたときに、「会社はなにもしてくれなかった」という価値観でいるのか、はたまた「会社の力を使って、俺はなにも成長できなかったんだ」という思いになるのか、ここで運命ははっきりと変わるんです。

前者の思考の持ち主だとしたら、残念ですが退路を断ったところでどんなことをやってもうまく行きませんよ。利己的で他者依存の考え方ですもん。

そんな価値観の中で、気になるメンターに言われたとか、ちょっと読みかじった本に書いてあったからとかっていう甘っちょろい理由で退路を断ったとしても、自分自身で覚悟を決められていないんですから、なにも変わらないんです。

むしろ、状況は悪化していきます。

今、できることをていねいに積み重ねる

本気で取り組んで成果を出す人、たとえば組織で上位職についている人や著名なフリーランサーは、上っ面での価値観は持ち合わせていません。

行動することが成果につながって、その結果として多くの方に喜んでもらえることを是となることを知っていますからね。そういう方たちは「行動しない」ことや「休息の時間」に恐怖を覚えます。

だからといって、四六時中にわたって働き詰めかと言えばそうではなく、ちゃんと息抜きをすることが次の成果につながることも知っています。そうなってくると、退路がどうしたこうしたという話でもなくて、退路があることを知った上でどういう行動を取るのかが最善策かということさえも知っています

一匹狼だとしても、協力者へは最大級の感謝を

世の中には雇う側と雇われる側という関係があります。

必ずしも雇う側が時間や経済的な自由を手にしているかと言えばそうではなく、一方で雇われる側がいつも不自由を強いられているかといえばそうではないはずです。

そこには、関わる方とともに暮らし、価値観を共有する上でのあり方、言ってしまえばその人なりの「しあわせのかたち」があります。

その「しあわせのかたち」をもっと大きく、強固なものにしていくためには、脇目も振らずに退路を断つといった短絡的な意思決定をすることなく、ひとつのことに集中しながらももっといい成果を出すためにどうしたらいいのかを考える情報を収集していくことが大切です。

そして、あなたの身近にいる、あなたのことを支えてくれている方を大切に、最大級の感謝をもって接してあげてください。

そうすれば、たやすく「退路を断つ」なんてことは言えなくなりますから。

以上、スギでした。