社会分析 日常

文学部出身者が胸を張って生きるために発露するスキルとは。[スギコラム2017.0724]

投稿日:2017年7月24日 更新日:

大阪大学の文学部長が、卒業セレモニーの式辞で話した内容が話題になっています。

さまざまに語られているなかで、このことばが大筋をまとめています。

 「人間が人間として自由であるためには、直面した問題について考え抜くしかない。その考える手がかりを与えてくれるのが、文学部で学ぶさまざまな学問であったというわけです」

(出典:文学部って何の役に立つの? 阪大学部長の式辞が話題に 思いを聞く - ウィズニュース

つまるところ、医学、法学、経済学と言った「目に見えやすい学問」とはちがって、具体的にその学問が世の中にどのような影響を与えたかを定量化しづらい文学という見地にたつとき、それは定性的な評価軸で語るのがもっともわかりやすくて、腑に落ちるものなんですよね。

本を読んだら、日本経済が回復しました!とか、たくさんの作家を研究したら犯罪が減りました!というようなものではないなかで、文学という学問はそのゴールを導くための手立てを見つけさせてくれるものなんだと理解できるわけです。

ひとことでいうと「考える」ことが楽にしてくれることを教えてくれる学問だということ。

もともと文学部に進学した理由が「英語教諭になりたい」というものだった私が、畑違いの分野で社会人経験を積んだあかつきに読書家を名乗り、コーチや心理カウンセラーを名乗っているのは、遠回りだったけれどもこの学部長のお話にすべてが込められているんだと今さらながらに実感したんですよ。

「考える」ことを「伝える」、そして楽しいことをつくりだしていく。これが私のライフワークなんだろうなあ。

きょうも「スギぱら」に来てくださって、ありがとうございます。

こんな私に文学部へ進む道を開いてくれた両親に感謝。







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