日常

他責の「なぜなぜ?」が生み出す悲劇。[スギコラム2017.0720]

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自動車メーカー、トヨタの生産方式では「なぜを5回繰り返して、問題の真相を追求する」というのがありますよね。「なぜなぜ5回」って言われるアレです。実はこれ、言葉の意味を正しく理解していないと悲劇しか起こらないというのを伝えなくちゃと火がつきまして。そのことをちょっと書いておきます。

たとえば、組織で昇格してある程度の部下を持ち、あなたの後進を育成するようになると、「部下に「なぜ」と迫っちゃダメだ」という解釈を聞かされる機会が出てきます。そう、最初の話とは違いますよね。「なぜ」って言えないんですよ。

これ、どうしてだかわかりますか?

「なぜ?」を向ける対象がどこにあるのかということを理解した上で使わないと、「なぜなぜ5回」が問題解決じゃなくてモチベーションの低下だったり、ヘタしたらパワハラだとも言われかねない、そういうことなんですね。

つまり、トヨタの「なぜなぜ5回」は、問題の原因を追求するために使うもの。部下に言っちゃいけない「なぜ」は、成果が出なかったり、瑕疵を起こしてしまった人間に対する責任を追求するためのもの。「なぜ」のベクトルがぜんぜん違うんですよね。

これをよくわかって「なぜ」を使わないと、問題解決につながらないためにストレスになったり、部下や上司との人間関係にさいなまされることになっちゃいますよ。お気をつけを。

きょうも「スギぱら」に来てくださって、ありがとうございます。

あなた以外の人もあなたと同じようにできると思うことが大まちがい。







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